メンバーにたった一人の女の子 〜短編集〜 ３ 〈フィッシャーズ〉

ずんだ目線 ページ30

『ずんだ〜。おいで〜』

私の飼い主のA！

ずんだって、どういう意味かは分からないけど私的には気に入ってるの！w

あとね、蓮と怜、玲のお姉ちゃんでもあるの！

Aの胸の中に飛び込んだ

ぎゅー！って抱きしめてくれて、スリスリしてくれる

『今日も、もっふもふだねww』

撫でてくれて、気持ちいい〜

っ！？

今…、Aの胸の辺りがドクン！ってなったような…

すると、私から手を離して、苦しそうに胸元首元を抑えている

『ゲホッ……ゲホッゲホッ……ひうっ……はぁっ…』

ソファーに座ってたけども…

倒れてしまった…

苦しそうに顔を何度も歪めてる

えっと……マサイは……あっ！部屋だ！

ガリガリガリ……と、ドアを爪で引っ掻く

お願い！気づいて！

にゃぉ〜

ガラガラ…開いた！

マサイ
「どした？ずんだって……A！？」

慌てて駆け寄ってくれた

マサイ
「ゆっくり息吸ってな…すぅー、はぁー」

『ゲホッ……んっ……す、すぅ……』

マサイ
「そうそう。少しずつな」

段々と、治まってきたみたい

マサイ
「ごめん。気づけなくて…」

『全然…大、丈夫。ごめん…編集中だったの、に…』

マサイ
「ずんだが教えてくれたんだ」

『そ、うなの…ありがとう。ずんだ』

この前なんか、熱でふらふらしてたマサイの元へAを呼んだし

『だから言ったでしょ！早く休みなさい！』って、怒られてたけどねww

私の飼い主は、無理しがちだからww

いち早く気づかないと…

そうすれば、早く助けることが出来るからね！



Dear アイス
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