メンバーにたった一人の女の子 〜短編集〜 ３ 〈フィッシャーズ〉

心霊ドッキリ！その後 ページ3

マサイにしか聞こえない少女の声…っていう感じのドッキリが終わったw

シルクは編集中で、私とモトキはスマブラでタイマン勝負中なんだけども…くっつき虫が1匹…

私はゲームをする時、椅子とかに座らず床に座って胡座で座るんだけど…

モトキ
「よっしゃー！」

『また負けたー！うぅー…もういっちょ！』

めちゃめちゃ動きづらい！

私の背後にピッタリとくっつくようにして、マサイがいるんですよw

お腹に手を回して、背中に顔を埋めたり、肩に顎を置いてきたりと……自由にやられてます

かなり強い力なので…少々苦しい…苦笑

モトキ
「マサイ〜、離れてあげなよ。Aが苦しそうだよ？」

モトキがそう言っても無理なようで…

ほら、沖縄の心スポでさ見ちゃったらしいじゃん？それ以来か、余計にビビりになっちゃって…

『お！お？おわー！負けたぁー！』

モトキ
「やったねww」

『ちょ、コーヒー飲もう…あ、マサイ。コーヒー飲みたいんだけど…離れて？うおっ！？ちょちょちょ…！』

ぎゅうっ！とさらに力が入って…

モトキ
「マサイ！マジで苦しそうだってば！」

マサイ
「っ！？」

手を離してくれて、楽になった

肺に空気を送り込む…

『ふぅ…みんなも飲む？』

シルク
「俺はミルクティーあるから」

『りょーかい。じゃ3人分ね』

コーヒーを入れてる時も、マサイはピッタリとくっついてる

『珍しいね。こんなにくっつくなんて』

マサイ
「A達が、あんなドッキリするから悪いんだ…！」

『そんなにダメだったのねwごめんごめん。でもな〜』

マサイ
「？」

『普段でもこうやって、ぎゅってしてくれるともっと嬉しいんだけどな〜』

マサイ
「……///は、恥ずかしいだろ……」

『別に私は気にしないよ？むしろもっとしてきて欲しいくらいなんだけどな〜』

マサイ
「……///」

モトキ
「お二人さーん、コーヒーまだ？」

『え？あっ！出来てたわwwごめんごめん笑。ほら一旦離れて。持ってくから』

マサイが離れたところ…

マサイ
「っ！？」

すかさず、唇を重ね合わせる

『ふふっ。さ、持ってくよ』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

何度もキスしてるのに…

ポッと顔が赤くなる…

マサイ
「…ずるいよ」

A…

俺の嫁は…カッコよすぎです……////

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