確信 ページ46
それは普通じゃ考えられないかもしれないって思う。
でも、それが現実になったらどんなに嬉しいか。
自信無いけど…と小夜左文字が小さく声を漏らす。しーんと静まり返り、風の音や水の音が際立って聞こえてくる。
小夜左文字
「そ、そんなに…」
皆、小夜の発しようとする言葉に耳を傾けすぎて、緊張させてしまうという逆効果。
そして、緊張させる原因はもう一つ。小夜と歌仙に飛びついた少女の視線だ。何を言うのかなと、じーっと見つめて離さない。
加州清光
「この子よく見たら可愛いじゃん」
大和守安定
「ね。もしかしたら迷子かな?」
加州清光と大和守安定が近づく。視線が合うと、今度は加州に飛びつく少女。
宗三左文字
「お小夜、間違っていても構いません。聞かせてください」
小夜左文字
「宗三兄様…」
江雪左文字
「私も同じです。ゆっくりで構いませんよ」
小夜左文字
「江雪兄様…」
加州清光
「さ、小夜。うん…言ってみて。多分…俺も同じかもしれない…」
目が合った加州清光は目を見開き、小夜に言ってみてくれと頼む。呼吸を整え、小夜左文字は言葉を発した。
小夜左文字
「…ぁ、主…なの?」
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ミライ(プロフ) - まーちゃんさん» コメントありがとうございます。構想は練っているのでいつかは文字にして書きたいと思います。 (4月24日 0時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん(プロフ) - とても面白かったです。 できたら学校でいじめられてる子がブラック本丸の審神者になる﹆そう言う夢小説が読みたいです 出来たらで大丈夫です。これからも頑張ってください (4月24日 0時) (レス) id: 6350c1876f (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - ローズクロスさん» ありがとうございます! (4月22日 21時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
ローズクロス(プロフ) - 完結おめでとうございます!読み始めてから毎日、更新を楽しみにしてました☺ (4月22日 21時) (レス) id: 928643df23 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 赤瑪瑙さん» ありがとうございます! (4月22日 21時) (レス) id: 17218a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミライ | 作成日時:2024年1月26日 0時