遊郭の女性と風柱【鬼滅の刃】【不死川実弥】

子供？ ページ24

子供？



「誰？」



えっと…まずは挨拶をしなければ

頭を下げた



『お初にお目にかかります。不死川様の屋敷で働いております、舞雅Aと申します。失礼ですが、お名前を伺ってもよろしいでしょうか』

時透
「時透無一郎」

『時透様。家主はただいま任務に行っておられます』



顔を上げると、目の前に迫っていた



『！？と、時透様？』

時透
「僕は、貴方に用があったんだよ」

『わ、私にですか？』

時透
「不死川さんの彼女」

『違いますよ。世話係です。その…彼女というのは……』

時透
「宇髄さんが言ってたから」



宇髄…

あっ！あの宇髄様だ！

か、彼女って…え？



時透
「ねぇねぇ。紙飛行機作りたい。紙ある？」

『それなら、お上がりください』



屋敷に時透様を上げて、とりあえず客間に通す



時透
「凄い綺麗だね。不死川さんの屋敷や庭は荒れてたから。隠の人たちからは怖がられてるみたいでさ」

『そうなのですね。とてもお優しい方ですよ』

時透
「この紙、全部使っていいの？」

『はい。好きなだけどうぞ』



嬉しそうに紙飛行機を作り始めた時透様

このような方でも、剣士…

凄い…



時透
「どうしたの？」

『い、いえ…』

時透
「不死川さんのこと？」



私は経緯を話した

すると



時透
「それね、不死川さんはAさんの事がね___」



ぶわっ…

何この感じ…

嫌な予感がする…



『時透様、申し訳ありません。蝶屋敷へ行きます』

時透
「僕も行くよ」



……



屋敷に着くと、とても慌ただしかった



『胡蝶様。どうされたのですか？』

胡蝶
「不死川さんが、任務から帰ってきたんですが…解毒が出来ずにいて…」

『！？』



これは、父にもあった

勘のいい鬼は解毒剤の容器を割ろうとする



『お部屋失礼します！』

胡蝶
「あ！Aさん！」



中に入ると

吐血してて苦しそうに顔を歪めてる実弥様がいらっしゃった

傷の状態を見る…あそこの切り傷からかもしれない…



『桶と大量の水をお願いします』

胡蝶
「何を為さるおつもりですか？」

『毒を傷から押し出して洗い流すんです。私の父にもこのようなことがありましたので』





原作の不死川さんなら、無いと思いますが…
小説なので、温かい目でお願いします！

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