娘と母親 ページ40
車の窓から2人の様子を見守ってた
マサイ
「おめでとう」
今になっては
スッキリとした気持ちだ
伝えられてよかった
マサイ
「ん?あの人は?」
2人に近づいていく女性
少しだけ窓を開けた
何か話してるみたい
すると突然、女性がAの足元で泣き崩れた
慌てる2人
でも、1番そばに居るのはA
そして抱きしめ合う2人
女性は立ち上がってモトキに何度もお辞儀をして去っていった
マサイ
「おかえり。さっきの人は?」
『あのね…お母さんだったの』
〜〜〜〜
戻ろうとした時
「あの…」
と、声をかけられた
懐かしい声に振り向くと
一人の女性が立っていた
私はすぐに分かった…
だって……
『…お母さん……』
「Aなの…?」
『うん…私だよ……お母さん』
「A…綺麗になったわね……」
『お母さんも…』
次の瞬間、お母さんが泣き出し土下座をした
「本当にごめんなさい…!」
『お母さん…やめて…』
「私が弱かったから…守ってあげられなかったから…貴方に辛い思いをさせてしまった…私のせいで…私のせいで!」
『お母さん…顔上げて?』
優しく抱きしめた
懐かしい…
『私はもう大丈夫…心から信頼できる人と一緒になれたから…私、結婚するの。昔の私だったら全く考えられなかったことだけど…叶えることが出来たよ…お母さん』
「そうなのね…あぁ、貴方がAのことを…」
モトキ
「はい。娘さんを必ず幸せにします」
「ありがとう…本当にありがとう…」
お母さんは去ってった
今は実家で暮らしてるみたい
よかった…
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ミライ(プロフ) - レモンさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2020年3月29日 0時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
レモン - とても面白かったです!最高の作品をありがとうございました! (2020年3月29日 0時) (レス) id: bbd6f120f3 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 龍火さん» 有難うございます!そう言って頂けて嬉しいです!(神ではないですw) (2019年11月26日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
龍火 - 完結おめでとうございます!最高でした!他の小説たくさん見てます。やはりミライさんは神です!いつも応援しています!お疲れ様でした! (2019年11月26日 23時) (レス) id: c49755fab2 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - ゆっずーさん» ありがとうございます! (2019年11月17日 11時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミライ | 作成日時:2019年8月17日 10時