守られてるのは ページ21
病院について、Aは運ばれて行った
マサイ
「モトキ、何があったんだ?話せるか?」
モトキ
「アイス買ってくるって言って…Aが1人で…昨日も牛乳が無くなったんだけど…その時もAが1人で…」
マサイ
「やっぱり…」
モトキ
「やっぱり?どういうこと…?」
マサイの表情が暗くなった
マサイ
「相談してきたんだ…Aが」
モトキ
「相談?」
マサイ
「『魁…私のせいで…迷惑かけてないかな……』って。もしかしたら…」
モトキ
「まさか…」
言いたくなかった…
もう心配をかけたくない…
巻き込みたくない…
大切な人を守りたかったから…
マサイ
「ストーカーだろ?」
モトキ
「なんでそれ…」
マサイ
「俺らが気づかねぇと思ったか?」
モトキ
「……」
マサイ
「なんで言わねぇんだよ…」
モトキ
「自分の問題だから…大事にしたくなくて…」
マサイ
「もっと頼れ…仲間だろ?Aも…」
モトキ
「!……ごめん…」
マサイ
「Aの元に…これが来たんだ……」
マサイから渡されたのは
真っ黒な封筒に入った紙
中には…
"モトキと別れろ。消えろ"
そう書かれてあった
マサイ
「Aは、お前を守ろうとしたんだと思う…だから…」
モトキ
「そんな…」
絶対守るから、とか言ってるのに
結局守られるのは俺だった…
モトキ
「そいつ……俺をストーカーしてたやつかもしれない…」
マサイ
「多分な…」
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ミライ(プロフ) - レモンさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2020年3月29日 0時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
レモン - とても面白かったです!最高の作品をありがとうございました! (2020年3月29日 0時) (レス) id: bbd6f120f3 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - 龍火さん» 有難うございます!そう言って頂けて嬉しいです!(神ではないですw) (2019年11月26日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
龍火 - 完結おめでとうございます!最高でした!他の小説たくさん見てます。やはりミライさんは神です!いつも応援しています!お疲れ様でした! (2019年11月26日 23時) (レス) id: c49755fab2 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - ゆっずーさん» ありがとうございます! (2019年11月17日 11時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミライ | 作成日時:2019年8月17日 10時