3、先生と芸術家 ページ3
書家として我ながら小物だなあと思う事は、ちょくちょくある。
弾けきれないと言うか。
「お前の字って、完璧なんだよな。
乱れの無いデジタルのフォントみたい。
正に『北山楷書』だね。」
同じ書の道で食ってる友人に、言われた事がある。
誉め言葉と揶揄半々だったのかもしれないが。
だから字を「書く」より「教える」方に長けてるのだろうと、自覚している。
まあ世の中「書」に関わる人間の殆どは、お習字の先生であって、純粋に芸術家である人は一握りだ。
それでもその道で生きたい仲間が集まって、合同で展示会の体裁を整える。
歳が明けてから大きなイベントが予定されていた。
それぞれが抱える生徒達にも展示スペースが与えられ、生徒やその家族がちゃんとチケット代を払って見に来るが、あくまでも先生である俺達がメインだ。
即売会を兼ねた展示会だから、それなりの数と質の作品が必要になってくる。
秋の空気を感じた頃から、俺は展示会に向けて気持ちをシフトチェンジしていく。
書けるか書けないかは、その時の精神状態に左右される。
名を残した芸術家には、メンタルの危うい人が多かったとか。
天才と呼ばれる人達は、常軌を逸してるからこそ天才なんだろうな。
それ自体が天性の資質で。
授かっていない者は、希に降臨するトランスの機を、絶対逃すまいと必死になる。
男だから、一定のサイクルを持つ明確なバイオリズムみたいなものは感じないけれど、時々我を忘れて創作に没頭出来るタイミングがある。
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kyumapi(プロフ) - たいちゃんらぶさん» こんばんは♪コメ返すっかり遅くなりすみません。私も太ちゃんが死んだままで良いのか、実はちょっと葛藤がありました。でもハロウィンのお話という事で、書家北山さんには太ちゃんの魂と永遠に仲良くして頂く事にしました。お見合い話ぜーんぶ断るんでしょうねえ(笑) (2018年12月2日 23時) (
レス) id: 28d794b9d0 (このIDを非表示/違反報告)
たいちゃんらぶ(プロフ) - きゅまぴさん(*´з`)完結おめでとうございます。最後までたいぴが又生き返るのではと淡い期待を抱きつつ‥でもヒロミツさんの中に宿るタイスケと二人の想いがこれまた愛おしく‥ふたりでひとつ･･の姿に幸せを感じています。切ない部分もあるけども癒されました( ;∀;) (2018年11月21日 18時) (レス) id: 0f3cc9e55e (このIDを非表示/違反報告)
kyumapi(プロフ) - たいちゃんらぶさん» 美しい北山さんの字が味がある字になっちゃった(イイ意味で)(^O^) その味を加えたのはやっぱりタイスケでした。リアルの二人の字を見ても思うのですが、みっくんの字はスキが無い感じで、太ちゃんの字は一生懸命丁寧に書こうとしてるのが伝わります。 (2018年11月18日 19時) (レス) id: 5354a3525d (このIDを非表示/違反報告)
たいちゃんらぶ(プロフ) - ったのはたいぴが北山ｻﾝの中に宿っているってｺﾄ??月の雫の片割れに…なんて思ってしまいました‥ (2018年11月17日 20時) (レス) id: 0f3cc9e55e (このIDを非表示/違反報告)
たいちゃんらぶ(プロフ) - と受け止めようとしつつ‥でまだもしかして‥と諦めが悪い私です‥ｼｮﾎﾞｰﾝ･･甦りを願って始めたバイトでそれよりも大事な人と出逢ってしまったこと･･こんなキセキが起こって尚且つ後悔までしたら･･っていうたいぴ･･愛おしいですね‥北山ｻﾝの字に味が加わ (2018年11月17日 20時) (レス) id: 0f3cc9e55e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kyumapi
| 作成日時：2018年10月31日 23時
