オリオンの降る街 (後編)

最後に ページ40

　
　
　
「オリオンの降る街」最後までお付き合い頂きありがとうございました。


「赤の記憶」の作成日が2015年2月となっていますので、三年近くもお待たせしてからリクエストにお応えした形になります。


モヤっていらした方、「赤の記憶」を設定変えして上書きした「オリオンの降る街」では、モヤモヤは解消されましたでしょうか。


こちらでは、別の時間軸を設けて時を巻き戻し、七人に運命の朝をやり直させました。


アクシデントに遭遇するか否かは、ホンの数秒数分のタイミングのズレである事が多いように思います。


裕太くんが始めたおしくらまんじゅうが、七人の運命を変えた事になります。







最近通学班で登校させる小学校が減っていると聞きました。


本作品でも書いたように、通学班は下級生の身の安全に関して上級生が責任を持たされているようなもので、今の時代だとちょっとシビアで古いシステムなのかもしれません。


私の住む校区では廃止になりましたが、隣の校区ではまだ並んで登校する子供達の姿が見られ、とても懐かしくなります。


キスマイに一年生から六年生まで各学年揃っているのは偶然か、兄弟萌えのジャニーさんの采配かわかりませんが、小学生のキスマイちゃん達が列になってるのを想像すれば、可愛いしかありませんね。







七人は北斗七星に例えられる事が多いのですが、冬の代表的な星座オリオンは星の配置が絶妙で、何だか小さい三人を四人のお兄ちゃん達が守っているように見えて、この話に採用してみました。


北斗七星も良いのですが、冬のお話ですしオリオンも悪くないかなと思います。


α星が赤い一等星ベテルギウスというのも、しっくりきました。








さて、別の時間軸でやり直した七人ですが、全く関連が無いわけでもなく、別な時間軸同士で所々行動や地点がシンクロしていたりします。


それを探して気付いて頂くのも、楽しんで下さったらと思います。







では、今年は恐らく本日がラストの更新となります。


年末年始は多忙ですのですみません。


本年もお付き合い頂き、励ましのお言葉も頂き、本当に幸せな一年をありがとうございました。


温かくして風邪にお気を付け下さいね。


Happy Christmas to You from Kyumapi with Love！
そして良いお年を！









きゅまぴ

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