信じるのは ページ24
私はもうすぐ起きるだろう
起きたら何をしようか
そうだ鬼殺隊を少し休もう
いや…もう辞めてしまおうか。
そしたらゆっくり暮らすんだ
誰の迷惑にもならないような所で
あぁ、もう目が覚める
まだ夢を見ていたかったんだけどな。
_______________
ゆっくり目を開くと
大粒の涙を流しながら手を痛いほど握りしめる炭治郎君の姿が見えた
私が目を開けた途端
炭治郎君はさらにわんわん泣いちゃうし
それを聞いて善逸君も飛んできて泣いちゃうし…
というか伊之助君は天井に張り付いてる
……愛されてるなぁ
少し。少しだけだけどなんだか嬉しくなった
______________数日後
産屋敷「そうか…鬼殺隊を辞めたいんだね…」
『私の勝手な考え申し訳ございません。お許しください』
『……もう仲間に裏切られたくないので。』
産屋敷「早く気づいてあげれなくてすまないね…君の意思は尊重する。でもあと1ヶ月ほど待ってくれないだろうか、」
私の意思を尊重してくれたお館様。
ですが
1ヶ月…………
1ヶ月ですかぁ……なかなか…
まあ1ヶ月だけなら…お館様が言うのですから仕方ない。
『……よろしいですよ。』
産屋敷「ありがとうA。この事は柱合会議で話すよ。」
どくんと心臓が鼓動した
冷や汗が沢山出る
柱達に言われてしまう
その事実が私の首を絞めていた。
……できればひっそりと居なくなりたかった
まひよから逃げたと思われる?
最後の最後まで私は悪者として終わる?
私はそうなるのが怖かった。
産屋敷「柱が引退するというのはかなり重大な事でね。ごめんねA」
あぁ…お館様
あなたみたいな優しい方が私に謝らなくていいのです
私な勝手の判断で迷惑かけてごめんなさい。
『あっあの…お…お館様』
_______________柱合会議
産屋敷「みんなよく集まってくれたね。Aが柱を引退することになったんだ。」
胡蝶「!?」
甘露寺「どっどうしてですかお館様!!」
産屋敷「Aは身体的にも精神的にもギリギリだったんだよ」
不死川「お館様ァ肝心なアイツが来てませんがどういうことですかァ」
お館様「あぁそれは……_________
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廣岡唯 - バッドエンドよろしいのなんか嫌だ (11月11日 18時) (レス) @page27 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (11月11日 17時) (レス) @page2 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
若菜 - 切ないです。もう今、涙、めっちゃ出ています。 (2022年4月2日 0時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - 早く続きが見たいです!よろしくお願いします🙇 (2022年4月2日 0時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - 泣きました…まだ終わっていない。そう信じて更新を待ち続けます (2022年3月25日 1時) (レス) @page27 id: 5a944025c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:米 x他1人 | 作成日時:2019年12月2日 17時