#55 ページ6
キーンコーン…
「起立、礼。」
────────
────
「ありがとうございました。」
あれから、授業が終わり。
案の定、小テスト。
「テストとか聞いてない。」
「やらかした〜」
そんな声がちらほら。
・
「美月さん。」
肩を二三度叩かれ、後ろを振り向く。
貴「坂口さん。」
坂「…あ…の」
そこに立っていたのは、クラスの委員長。
坂口 亜由美さん。
隣の席だったっけ?
今回の小テストの解答は、隣の人と交換で丸つけ。
坂「……あの…そ…の」
貴「どうしたの?」
具合悪いのかな?
なんかあたふたしてるし…。
貴「あ、保険室行く?具合悪い?」
坂「あっ…違くて……」
違うの?
じゃあ、なんだろ。
と頭をフル回転させる。
貴「お腹空いた?購買いく?」
坂「ち…違います!あの!……お勉強。」
・
貴「え…?」
勉強?
・
坂「お勉強。……教えてください!」
目の前で頭を下げているこの子。
・
・
・
・
大波乱の幕開けなことを
まだ、私は。知らない。
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suaru××(プロフ) - るなさん» 返信遅くなってしまって申し訳ないです。最近スランプでして...。更新頑張りますね^ ^ (2018年8月8日 12時) (レス) id: e0e254cc41 (このIDを非表示/違反報告)
るな - すっごいおもしろいです!!更新楽しみにしてます! (2018年8月1日 7時) (レス) id: 9cb8ccbb10 (このIDを非表示/違反報告)
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