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貴「えっ…」
「やったーー!!」
私の声は…歓声に掻き消された。
手を挙げて喜んでいたり…
口を抑えていたり…様々。
でも…私は
・
佳奈美先輩の帰りを玉森先輩は迎えに来るってこと
つまり…目の前で…
二人の笑顔を見ないといけないのだ。
それは…いいの。
いいけど……。
胸が張り裂けそうになって…
涙が溢れそうなのを…
部活でこらえるのは…
私にとってはとんでもなく苦痛である。
貴「っ…」
菊「先輩?」
可愛らしく首を傾げる後輩。
姫ちゃんは何も…しらないんだもんね。
こんな可愛い子は悔いもなく…恋ができるんだろう
私は…特別可愛いわけでもない。
なにか…できるわけでもない。
貴「な…なんでもないよ」
・
ただ、お人形みたく笑ってるだけ。
それだけなの…。
ただ、それだけ…
いつだって…第三者なんだから、
そんな私が…こんな恋…
・
叶うわけ…ないんだから…。
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suaru××(プロフ) - るなさん» 返信遅くなってしまって申し訳ないです。最近スランプでして...。更新頑張りますね^ ^ (2018年8月8日 12時) (レス) id: e0e254cc41 (このIDを非表示/違反報告)
るな - すっごいおもしろいです!!更新楽しみにしてます! (2018年8月1日 7時) (レス) id: 9cb8ccbb10 (このIDを非表示/違反報告)
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