【NARUTO】茜色の暗部＜２＞

＜少年＞ ページ7

ｻﾞｸ＿


突然再不斬の首に千本が刺さった



「フフッ…本当だ。死んじゃった♥」



木の上には面を着けている、僕達と同じくらいの歳の少年がいた


戦いに見入りすぎて気配に気づけなかった…！



「！！」



カカシ先生は再不斬の所へ行き、脈を確かめた



「(確かに死んでるな…)」


｢ありがとうございました。僕はずっと…確実に再不斬を殺す機会を窺っていた者です｣


「その面……霧隠れの追い忍ってところ？」

「…っ！君みたいな女の子がよく知っていらっしゃる…｣


｢追い忍？｣


｢そう。僕は抜け忍狩りを任務とする霧隠れの追い忍部隊の者です｣


「(背丈や声からして、まだナルト達と対して変わらないってのに…追い忍か…ただのガキじゃないね、どーも…)」


「なんなんだってんばよ！！！お前は！！？」

「安心しろナルト。敵じゃないよ」

「ンなこと聞いてんじゃねーの！俺ってば！！あの再不斬が…あの再不斬が殺されたんだぞ！あんな強えー奴が…俺と変わんねぇあんなガキに簡単に殺されちまったんだぞ！俺たちバカみてーじゃん！納得できるかァ！！」


「ま！信じられない気持ちも解るが、これも事実だ。この世界にはお前より年下で、俺より強いガキもいる」


「……｣

「例えば…」



カカシ先生が僕をチラッと見る


いやいやいやいや見るな見るな見るな！！！


…とりあえず苦笑いをしておこう←

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