【NARUTO】茜色の暗部＜２＞

＜正解＞ ページ34

なんとかカカシ先生と再不斬の間に割って入ることが出来た僕は一安心する


僕の刀と交わっていた首斬り包丁を軽く受け流すと再不斬は数歩後ろへと下がった



「お前…その眼だな……」


「ご名答。千里眼ってその名のとおり

『その場にいながら千里先をも見通せる眼』のことなんだけどさ？

ただそれだけじゃないの」



んーなんだっけあれ……

日向一族の『白眼』？

あれと少し似てるんだよね



「微かにチャクラの流れが見えるんだよ」


「それを見て動いたってわけか………」


「正解。どれだけ貴方が無音殺人術の天才だろうと僕には関係ないってわけ」


「………っ」


「あー…先に言っておくけどサスケは簡単にやられたりしないよ。ついでにナルトもね！」



僕はサスケを信じてる


ナルトは行動が読めないからなんとも言えないんだけどさ



「そのとおりだ……俺はあいつらの強さを信じている。

ナルトの意外性…そしてサスケは木の葉の最も優秀な一族の正統血統！！」


「………！！まさか…」


「そうだ…奴の名はうちはサスケ。

あのうちは一族の血継限界をその血に宿す…天才忍者だ！！」


「あの悲劇の一族の末裔か…」



そう言いながら再不斬は印を結んだ



「だがそれは白とて同じこと。白のあの秘術を破った者はいない。過去１人としてな…」



するとまたもや霧が濃くなり再不斬が姿をくらました

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