無色透明な心にさよなら【名前変換オリジナル】

ep.14 ページ14

認めてしまった。



翔也さんの事…好きかもしれないなんて






「……///」



人に言われて気がつくなんて腑に落ちない。
恋ってもっとロマンチックな何かがあるんじゃないの？
人を好きになるなんて初めてで前も後ろも分からない。







ああー、こんな状態でバイト行きたくない〜！
翔也さんといつも通りちゃんと話せるのかな…？




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ドキン…ドキン…





最近、翔也さんのことを考えると鼓動が早くなる。
最初は自覚なかったけど、やっぱり恋の力なのかな






「…バイト、行かなきゃ」









――――――――――ガチャ

「おはようございます！」







夏希「あ！おはよう梨花ちゃん！」


「夏希さんおはようございます〜」




今日は夕方までシフトだ。翔也さんは夜まで入っているみたいだった。









志緒「あー！いた！梨花さん！」




「え？志緒ちゃん？」





志緒ちゃん！？！？！？
どうしてここに…っていうかバイトの制服着てる！







志緒「見て！夏希くん、梨花さんすごい驚いてますよ〜♡」



夏希「あー、梨花ちゃんとは会ったことあるんだっけ？」



志緒「はい！でも今日のことは言ってないですけど」







夏希さんと志緒ちゃんは見る限りすごく親しいみたいだ、翔也さん繋がりかな…？









「ここでバイト始めるの？」









夏希「あ〜、志緒ちゃんは梨花ちゃんが入る前までここでバイトしててさ、今日は急用で来れなくなったお兄ちゃんの代わりに来てくれたんだ」







志緒「てことで1日よろしくです！梨花さん！」





「そうなんだ〜！頑張ろうね、志緒ちゃん！」









申し訳ないけど、翔也さんと会うのは気が乗らなかったから助かった…。

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