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まず反応をしたのはテヒョン。
ジミンの肩をパシンと叩いて、腕組みした。
明らかに不満な表情を見せる。
Aはと言えば、ジンと何か話していて聞いていなかったようだ。
ジミンはそんな2人をチラッと一瞥しただけで、相変わらずナムジュンを見つめていた。
「ヤー！ジミンまで何言うんだよ！」
「そうです！ジミニヒョンずるい！」
ソクジンとジョングクがその後に続いた。
2人は変わらずにAの肩を双方から掴んでいた。
Aは小声で話していたジンが突然声を張り上げたことに目を白黒させている。
「でも誰かもう1人するならジミナじゃない？」
ぱっと顔を輝かせたジミンが見つめたのはホソク。
ホソクはユンギを振り返り見つめた。
「あぁ、そうだな」
ユンギも言葉を濁しながらも認めた。
ヌナとのコラボなら本当はしたい。
けれど、演出やヌナの負担を考えると自分もとは言い出せないのが兄達だった。
ジミンは味方が増えたと言わんばかりににっこり笑い、ヌナをもう一度見つめる。
「ヌナ、ヌナお願い。テヒョンアとするなら僕とだってして欲しい」
『えっ、私の話だった？』
まさかの提案。本日2回目である。
可愛い弟の頼みとは言え、すぐにうんとは頷けない。
テヒョンに言われた時も本当に悩んだのだ。
このツアーは世界中を回る。ハードなスケジュールで。
自分とジミンの意思だけで軽々しく決めていいものはないと分かっている。
それにARMY達は喜んでくれるのだろうか。
様々な思いが交錯していた。
『ジミナぁ、そう言われると…』
チラッとナムジュンを見たA。
Aを見つめていたナムジュンは微笑む。
「これはヌナの負担が増える事だし、ヌナが決めていい。無理だと思うならノーと言うべきだしね。だけど、僕はヌナとのコラボなら絶対に素敵だし、見てみたいって思うよ」
「セクシーなダンスも見たいしね」
隣でホソクがそう笑った。
『ジミナ、本当に私でいいの？』
「ヌナがいいんだよ」
まだ立ち上がったままのジミンの表情は真剣そのものだった。
Aはテヒョンを見つめて、それからジミンを見た。
テヒョンはまだ唇を突き出しているが、しっかりAの目を見つめ返した。
そして一瞬頷いた。
『監督、ナムジュナ。テヒョンアとジミナのソロ曲でのコラボ…させてください』
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らん(プロフ) - 桃さん» 桃様、温かいコメントをありがとうございました。そんな風に楽しみにしていてくださる方がいてくださったことが本当に嬉しいです。優しいお言葉ありがとうございました！また50話まではお話を追加しようかな？と思ったりしているので、また見ていただけたら嬉しいです。 (2021年10月7日 14時) (
レス) id: 7b16d9cf4f (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - 完結までお疲れ様でした！本当に大好きな作品でどうなるかと毎回更新を楽しみにしていました。コンサートのサプライズあたりから、ずっと幸せな時間だなと嬉しく読んでました。ジンくんファンなのでめちゃくちゃ幸せな気持ちで終われました！ありがとうございました！ (2021年10月6日 23時) (レス) @page36 id: 5e880d0a3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭 | 作成日時：2021年9月25日 19時
