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てつやside

前回と同様で一緒の仕事で東京へ。今回は虫さんも。
夜に東京駅でお別れ。
虫さんには裏で話してるけど、まゆからはともやんの話は遊びに行くとだけ言ってるらしい

てつ「まゆ、あしたはまたフロント?」

まゆ「うん」

虫「楽しんできて。僕からも宜しくって伝えといて」

まゆ「分かった!」

てつ「…考えはまとまった?」

まゆ「…言って理解してくれないなら終わりかな笑」

てつ「…そっか。でも前にも言ったでしょ。東海のこと考えすぎて遠慮するのは無しね」

まゆ「りょーかい。虫さん待ってるよ」

虫「まゆ、何悩んでるか分かんないけど
考え方変えてみたら?」

まゆ「?」

虫「ともやんが自分以外の他の女の子と遊ぶところ想像して、嫌だって思ったら好きなんじゃない?
なんとも思わないなら友達だよ」

まゆ「…その考えは無かった…」

虫「男女のことなんて周りが口出すこと違うからもう言わないけど、困ったら話してね」

まゆ「わかった!じゃあ、時間だから急いで」

てつ「明日名古屋迎えに行くから連絡してね」

まゆ「分かったて急いで!」


まゆはいつになく
ちょっと寂しそうな顔してた。
ともやんに話すのが不安なんだよね?
大丈夫だよ、話せば分かる


てつ「まゆ、大丈夫かな?」

虫「東海にいて、てつやと幼なじみだよ?
大丈夫に決まってる。それよりてつやが気にしてるのは、まゆを東海に引き込んだことでしょ?」

てつ「え?」

虫「自分と幼なじみだったばっかりに過保護に育てて、しかも東海みたいなあたおか集団に入れちゃったって責任感じてるんでしょ?」

てつ「ちょっとはね…思うよね…」

虫「まゆは過保護に育って、てつやの後ろにいるようで意外と医師の強い子だよ?後から入ってきた僕だからそう見えるだけかもだけど。」

てつ「そう思う?」

虫「思う。意見も言える、自分の考えもある。ちょっと不安に感じがちだけど、最後は自分で決断できる子だよ。実はまゆに依存してるのはてつやじゃない?」

てつ「そうなの?」

虫「まゆもてつやも大人になってるんだから大丈夫。信じてあげな。」


家族なまゆが悲しむところなんて見たくない。
そんな理由で囲い込んでたのかもね…
悲しい時は一緒に悲しめばいいってことだよね?虫さん

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(プロフ) - ちーさん» コメントありがとうございます!すごく励みになります!良かったらこれからも宜しくお願いします( *^皿^) (2021年8月23日 19時) (レス) id: 44efe5c53b (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - ワチャワチャした感じがすごく伝わってきて楽しく読ませて頂きました!応援してます! (2021年8月20日 14時) (レス) id: 2969cff066 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくま | 作成日時:2021年8月15日 6時

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