幸せにするね！

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◆ともやんside

初めてまゆちゃんがかっこいいって言ってくれて、ちょっと恥ずかしいよね


とも「でもある意味合ってるかもね。
自分だけの世界とは言わないけど、
自分のやりたいことしかやってないし。
バンドもYouTubeも好きじゃなきゃやってないよ」

まゆ「ともやんがやりたいことやったおかげで、会えましたってことね笑」


実際そうだと思うよ
バンドだけでは会えなかったかもだし


とも「着いたよ」

まゆ「どこ？」

とも「シーパラ」

まゆ「え、水族館！！？すき」


年上なのに子供みたいに無邪気なまゆちゃん。


とも「まだ暑いし、ドライブも良いけど、隣歩きたいし」

まゆ「せっかくおしゃれしたし？」

とも「そう。おしゃれしたまゆちゃんと歩きたいのよ。ほんと俺も綺麗めな格好していて良かったわ」

まゆ「恥ずかしすぎる」

とも「なんで」

まゆ「デートみたいで」

とも「デートなの。ほら行くよ」


◆ まゆside

ってしれっと手を繋いでくるあたり
この人、デート慣れてるなってちょっとした悲しさと
握られたドキドキで感情がぐちゃぐちゃになる

当たり前のように手を引かれて受付では当たり前のように私の分も払ってくれた


まゆ「自分のお金出すよ」

とも「…まゆちゃん、デートだから俺に出させて。」

まゆ「…先輩だもん…」

とも「デートなんだからこれくらいの見栄張らせて」

まゆ「…そういうもの？」

とも「そういうもの！まゆちゃん何から見たい？」

まゆ「…ペンギンかな？」


◆ともやんside

恥ずかしながりながらペンギンって言ってるまゆちゃん。
こんな歳でペンギンとかさってブツブツ言ってたけど、やっぱり素直で素朴な可愛さなんだよなあ


まゆ「早く行こ」

とも「はい、はい」


って連れ回されてる彼氏感出しつつ
本心はすごく楽しくて
はしゃぐまゆちゃんに負けないくらい
俺もだいぶはしゃいでたと思う

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