幸せにするね！

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◆ともやんside

岡崎合宿が終わりいつもの日常。
違うのは来週にまゆちゃんとでーとがあること。

どこに行こうか、なにをしようか、何食べようか
考えても考えても、
まゆちゃんって何が好きなんだろう？って
まゆちゃんのこと何も知らないのかも…


とも:てつやくん、まゆちゃんが好きなものなに？
食べ物とか、場所とか、ここ行きたいとか何か言ってなかった？


なんてラインしたら


てつ: 直接まゆにラインして探りなよ
仲良くなる機会です！


って…当たり前のことを言われた…
たしかにそうだわ…今日は休みって言ってたし電話してみようかな


とも「もしもし」

まゆ「おはよ。どした？」

とも「あのさ、まゆちゃん、東京で行きたい所とか、やってみたい事とかある？」

まゆ「東京は、いつもてつやについていくだけだからなあ。漠然としてるんだけどね、
…ともやんの好きな事とか場所とか行きたい。」

とも「え？」

まゆ「プライベートなともやんの事、知れたらなあって…」

とも「…わかった。考えとく。また連絡するね」


電話で双方、顔は見えないけど
絶対に赤くなってるだろうな…

デートの日は、ほぼ丸一日あるからなあ
ちょっと悩もう…


◆ まゆside

今日はオフだったからいつもより遅く起きて
コーヒー飲んでたら、ともやんから電話が来た。

電話が終わって、ふと考えるけど、
デートって私は何をしたらいいんだろう

てつ「おはよ」

まゆ「おはよ」

てつ「久々だね、2人っきり」

まゆ「たしかにね」

てつ「ともやんと連絡とってるの？」


破天荒な自由人なてつやだけど、空気は読めるというか
人の気持ちはわかる人だから
わざわざ2人の時に聞いてきたんだろうな


まゆ「さっき電話きた」

てつ「！！？あ、そうなんだ」

まゆ「デート？ってさ、何するものなの？」

てつ「そんなの人それぞれだからなあ」

まゆ「てつやは？」

てつ「買い物行ったり、ご飯食べに行ったり？」

まゆ「私は何をしたらいいん？」

てつ「ともやんに任せたらいいよ。ちゃんと考えてくれると思うよ」

まゆ「ふーん。そんなもん？」

てつ「そんなもんなの！」


結局てつやに聞いてもデートってものが分からなかった。
うん、とりあえず風邪ひかないようにしてればいいか！

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