幸せにするね！

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◆にっちside


東海メンバーにおいていかれたまゆちゃんは
捨てられた犬みたいにシュンとしてた…

東海兄さんが、俺には心開き始めてるって言ってたし
率先しなきゃだよね…


にち「じゃあ、帰りますか？」

まゆ「…はい！」


先輩なんだからそんな堅苦しくなくていいのに


千葉「まゆちゃん！俺荷物持ちますよ！」

まゆ「あ、ありがと」


千葉はやっぱり生粋の後輩気質というか
人たらしなんだろうなって思ってる裏で
1番まゆちゃんと話してないともやんも
無言でたくさん荷物抱えてた。

なんだろう…不器用だよね、ともやんって


こや「いうて、家の位置大体わかるけどね」

にち「でもカギとか無いんだから、
配慮してくれたんでしょ、たぶん」


絶対にまゆちゃんを夕闇の中に放り込んで遊んでるだけって分かってるけど。


こや「先進んでるよー」

にち「はーい」


千葉とこやは先に進んで行って
良くも悪くもマイペースというか…

と思って後ろ見たらまゆちゃんが
荷物持ってるともやんに話しかけようと思ってるけど話しかけれないなんとも言えない距離感の2人がいて、もどかしい気持ちになってしまうよね

ともやんも自由人だから、
まゆちゃんが話しかけようとしてるのも気づかずスタスタ歩いてて
家までの案内人のはずのまゆちゃんが1番後ろを歩いてる意味不明な状態…なにこれ


にち「まゆちゃん！道、こっちで合ってる？」

まゆ「あってるー！」


の声で、まゆ ちゃんが後ろにいるの気づいたともやん。

気づいてからは、少しペースを落として歩き出したともやんの優しさに気づいてあげて欲しい…

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