幸せにするね！

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◆ まゆside

アイス食べて、少しダラッとしてたら
外が暗くなり始めてた。

てつやたちまだ外行ってるのか…
この真夏の時期に水分補給してないと死ぬよ？

仕方ないなあ。
みんなが飲み物持ち歩いてるとは思えないから
差し入れでもして帰宅してもらうか…

コンビニで塩分チャージするようなタブレットや
飲み物たくさん買って向かった。


まゆ「てつやのやつ、どこまで遠くにいんの…」


てつやに文句を呟いてたら目の前にボールが転がってきて
ふと顔を上げると小柳くんだった。


こや「まゆちゃんどうしたの？」

まゆ「…みんなが倒れたら嫌だから…」

こや「だから、コンビニ袋両手に飲み物持ってきたの？意外と遠かったでしょ」

まゆ「…そうだよ」

こや「まゆちゃん、袋持つよ
重かったっしょ」

まゆ「え？…ありがとう」

両手に提げてた袋2つとも取られて
ずんずんみんなのところに戻っていく小柳くん。

まゆ「小柳くんもちゃんと水飲んでね。」

こや「あざっす。」


思ったより礼儀正しいな。
動画では暴君な時あるのに


まゆ「小柳くん、思ったより好青年だね」

こや「めっちゃ失礼な事言われてない？」

まゆ「ごめんね笑」

こや「全然いいっすよ。
まゆちゃんも、意外と良い人っすね。わざわざここまで飲み物買ってきて。」

まゆ「酷いこと言われてる」

こや「お返しですよ笑」


ちょっと仲良くなれた気がする。
相変わらず目力は怖いけど。

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