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玄関に入ると、2階から「なんだ今の！」「ねぇしょーお！」と
紫耀と玄樹の声が微かに聞こえる。
恐らくゲームでもしているのだろう。
さっきまでの夢のような空間が忘れられず
前にいる岸くんをチラッと見ると、
彼も私を見ていたのかバチッと目が合う。
なんだか気恥ずかしくて
目線を下にそらすけど、
「よしっ！」という岸くんの声で顔を上げる。
岸「あいつらいないうちにケーキ作ろうぜ」
ニッと笑って、
岸くんが散らかした荷物と
私が持っていた荷物をかっさらって部屋に入っていった。
慌てて追いかけると
岸「えーっと、これはー、こっちか？」
と、全く違う場所に食材をしまっている。
『ちょっと、全然違うんだけど！』
軽く叱ると、
岸「マジ！？わりぃわりぃ」
とくしゃっとした笑顔で右手を軽くあげる。
間違えていた物をしまい直し、気合を入れる。
『ヨシッ、おいしいのつくろ！！』
岸「ッシャ！！！」
2人で自然とハイタッチする。
海人はアイスが好きだから
アイスケーキを作ることにした。
材料をミキサーに入れて混ぜる。
枠に入れて冷凍庫にしまって
あとは生クリームやフルーツを乗せるだけ。
昔から海人にお菓子を作ってあげていたので
お菓子作りは得意。
でも料理はそんなにやらなくて…
岸くんは私より料理ができるみたいで
色々教えて貰いながら、4〜5品作る。
最後の一品を作っていると
ゲームを遊び終わった紫耀と玄樹が2階から降りてくる。
表情からして紫耀は調子がよかったみたい。
ニコニコの紫耀に反し、玄樹はふてくされている。
紫耀「やっばー！！！なになに！！！めっちゃいい匂い！！！」
上機嫌の紫耀が
弱火にコトコトかかった鍋の蓋を開け、
白い湯気に包まれる。
不機嫌な顔をした玄樹も、
紫耀の逞しい背中から顔をひょこっと出し
鼻をスンスン動かしている。
『あーーー！！！ちょっと紫耀！！！』
少し目を離した隙に
まな板に乗っていたローストビーフを手に取り
口に運んでいた。
玄樹「ちょっと紫耀〜ダメだよ〜」
と言いながらも1つ取り口に入れる玄樹。
こいつら………
右手に玄樹、左手に紫耀。
両手を使って2人のほっぺを摘んで文句を垂れていると、
玄関の開く音がした。
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ぷに。(プロフ) - Aさん» 体調はもう全然大丈夫です…！ご心配頂きありがとうございます…！優しいお言葉を糧にこれからも更新していきますので今後ともよろしくお願いします！ (2019年8月29日 11時) (
レス) id: 8ef7d4a064 (このIDを非表示/違反報告)
ぷに。(プロフ) - かりんさん» お返事遅くなってしまってごめんなさい…！キュンキュンしてくださってありがとうございます！！これからもよろしくお願いします！ (2019年8月29日 11時) (レス) id: 8ef7d4a064 (このIDを非表示/違反報告)
A - 更新お疲れ様です。体調大丈夫ですか？仕事などあると思うので、ゆっくりでいいので更新頑張ってください！ (2019年8月28日 22時) (レス) id: c593ad42f9 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - キンプリの一つ一つの行動に、とてもキュンキュンします。これからも更新頑張ってください！ (2019年8月9日 11時) (レス) id: 02af7a1c28 (このIDを非表示/違反報告)
ぷに。(プロフ) - #なこさん» なこさん！！こっちにもコメント頂いて本当にありがとうございます…！！とてもうれしいです……！！！そのお言葉を糧にがんばります！、！ (2019年8月1日 0時) (レス) id: 8ef7d4a064 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷに。 | 作成日時：2019年7月16日 21時
