4：超がつくほど抜けてるあの子は最強の一族だったらしい(多分)

158話 ページ31

私とカカシ先生は部屋に置いてあった簡易的な椅子に腰掛ける









『あの、カカシ先生。これどーゆーことですか？それに話ってなんですか？？？？』









「単刀直入に言おう」









馬鹿な私にとって単刀直入ほど有難いものはない。

少しは私の事わかってるやんと関心しているのもつかの間。次の言葉で私はそんなことどうでもよくなってしまう









「A。お前の中忍選抜試験の辞退が要求されている」









『………え……？』









しばらく部屋に沈黙が流れる

先にその沈黙を破ったのは私の方だった。









『あ、あの…理由はなんでですかね』









「それは言えない…すまない」









また何かを私に隠してる。

この狂月眼のことや、私のおぼろ一族のことも………それに私の他に1人だけ一族の生き残りがいるって…

なにはともあれ里は私に何かを隠している…




そう考えると私は怒りがふつふつと湧いてきた









『いいですか！？カカシ先生！

私！絶っっっっ対に辞退するつもりないですから！

私の本当の一族のことも！！狂月眼のことも！！！

全部全部隠してることの真実を知ってやりますからね！！！』

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