【進撃】彼のどんな○○が見たいですか？☆短編集６【リヴァイ】

リヴァペト４ ページ13

オルオ「俺はのけ者か仕方ねえな。ペトラで我慢してやるぜ」



ペトラ「ほら、冷めちゃうから席についてー朝食にしましょ」



オルオ「・・・・・・寂しい」ﾎﾟｿ




エレン「あれ？兵長は・・・・寝てるわけはないですよね。呼んできましょうか？」



ペトラ「あ・・・兵長は、あの朝食今日はいらないらしいの。後で様子見てくるから食べちゃいましょう」



何だか後ろめたい気持ちになりながら食卓を盛り上げようとする。





食器を片しているとオルオが近づいてきた。



オルオ「ペトラ。何かあったのか？俺で良ければ相談に乗る」



ペトラ「やだ。キモイ。・・・・でもありがと大丈夫だよ。兵長のところに朝食持って行くからお皿洗っといて☆」




オルオ「うぐ・・・わ、判った。兵長に宜しくな・・・・」





カチャカチャと・・・運ぶ




要らないと言われたけれど・・・健康面や体力面でも食べないといけないと思うし、



もし私の事がきっかけなら誤解は解きたい・・・。









コンコン




ペトラ「あの、ペトラです。お食事お持ちしましたので召し上がって下さい」




リヴァイ「・・・いらん」




ペトラ「あの、お話したい事もあります・・・。それに食事は食べないと健康面に支障を・・・」





バンッ


リヴァイ「うるさい！」




ガシャン・・




突如開けられたドアにぶつかりお盆ごと倒れる。




体の上にぶちまけられた食事・・・・





リヴァイ「あ・・・」





じわりと涙が浮かんでくる




いつも、兵長がどんな顔して食べてくれるのか思って作った食事・・・




びしゃ・・・




ペトラ「すいません・・・失礼しました」




俯いて落ちた食器やパンを拾い集める。





リヴァイ「・・・・・」






抱き上げられて部屋へ押し込まれる。




カシャン



もってた盆も食器も落ちる






ペトラ「あっ・・・」





間近に兵長の顔がある・・・




顔を見られたくなくてそらす。





リヴァイ「バカ野郎。火傷しなかったか？ケガは・・・？」




ペトラ「は・・い・・・大丈夫です」




リヴァイ「じゃあ、何で泣いてるんだ」




ペトラ「な、何でもありません。ビックリしただけです・・兵長が気にする事じゃないです」




震える指でしがみつきながら、必死に答える。




リヴァイ「なら、顔を上げろ」





こんな酷い顔を見せろと・・・？



ぐしぐしと顔を手で拭いて、まだ涙の残る潤んだ瞳で見上げる

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