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64.逃げろ ページ14

外に出ると狗巻先輩の姿



はるな「狗巻せんば〜い!」


私はブンブン手を振る



するとこちらに気づき




逃 げ ろ




そう言われ、狗巻先輩の後から追ってきた悍ましい雰囲気を放った呪霊を発見する






はるな「やっぱり、特級…」



なんか、どっかで見たことあるような…




加茂「何故高専に呪霊が居る、帳も誰のものだ?」



伏黒「多分、その呪霊と組んでる呪詛師のです」


加茂「?

何か知っているのか?」


伏黒「以前、五条先生を襲った特級呪霊だと思います」





五条先生を襲った…?





はるな「あーーーー!!!!」





(((ビクッ!!!)))




加茂「なんだいきなり大声を出して!」



はるな「思い出した!そういえばあの呪霊、あの時の!


気をつけてください!狗巻先輩、伏黒くん!アイツ、めっちゃ早いです!」




加茂「私にはないのか!!」




はるな「うっせーヒモ目」



伏黒(口が悪くなってる…普段一緒に居る人たちのせいか?)







〜〜〜〜〜


野薔薇「っくしょん!風邪かしら??」





そして同じ頃、別の場所で




真希「っしゅん!あースッキリした〜」


〜〜〜〜〜



狗巻「ツナマヨ」


狗巻先輩が電話のジェスチャーをしている



はるな「そうですね!電話しましょう!」


伏黒「五条先生に連絡してみます」



加茂「ちょっとまて、君たちは彼が何を言ってるのかわかるのか?」汗



伏黒「今そんなことどうでもいいでしょ、相手は「領域」を使うかもしれません、距離をとって五条先生の所まで後退______」



加茂の後ろに迫るあの呪霊



やっぱり早い



狗巻「"動くな″」



咄嗟に狗巻先輩が助けてれた



動きが止まった呪霊に加茂が攻撃を仕掛けるも、ダメージなし



そして伏黒くんが特級の目から生えている木に切りかかるも、ダメージなし



呪霊「✶✗✵♛*」




何を言ってるんだろう、と思った矢先





"やめなさい、愚かな児等よ"




このように、意味だけは頭で理解出来る




はるな「うわっ、なんか、気持ち悪っ!!」





"私はただ、この星を守りたいだけだ"




はるな「え、そうなの?!じゃあ良い呪霊だ!」



加茂「呪いの戯言だ、耳をかすな」



はるな「私はアンタの言葉の方が耳を貸したくない」




加茂(イラッ)

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作者名:toramaru08 | 作成日時:2022年1月3日 20時

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