ラウールのお姉ちゃんは社長さん。

大阪 ページ8

「ついたー！」




橘 「こら、外よ？大人しくしてなさい。」







「「これはこれは、Aさんに橘さん。
わざわざ来てくれてありがとう」」




「鈴木様、ご無沙汰しております。
お元気そうで何よりです」




橘 「お久しぶりでございます」




「「そちらも元気そうでよかったよ。
さ、車を手配してある。行こうか」」








.




.




.




車に揺られること30分




「「どうぞ」」




「失礼いたします」




橘 「失礼します」




鈴木様のご自宅に着いた。


鈴木様の会社はスポーツウェアの販売をしており、


現在はお孫さんが継がれたそう





「「急に呼び出したのは折り合って頼みがあるんだ」」




「頼み…ですか」




「「あぁ。Aさんの会社はジムを経営しているな？」」




「えぇ。それがなにか？」




「「うちの会社と契約しないか？」」




橘 「…失礼ですが、GAOはもうすでに
他の会社と契約しています。」




「「それならコラボでいい！
そちらのジム専用ウェアを作る」」




「…その話お引き受けします」




「「本当かね！いやぁ、助かったよ」」




「お力になれてなによりです。」




「「後日、うちの現社長と話をしよう。
空いてない日はあるかな？」」




「8月8日だけはどうしてもの用事がありまして…」




「「わかった！また連絡する」」

　


「失礼します。」

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