Chapter5:進む事件と始まる反撃 ページ39
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橋「トレジャーハント…って」
猪「どういうことだよ」
優「宝は興味ないんじゃないの？」
瑞「ないよ。宝“には”ね」
作「には？」
A「…なるほど？」
メンバーが困惑する中、分かったように口角を上げたA。
よし、やるかと意気込んだ2人を前に、ちょっと待て！と他4人は精一杯のツッコミを入れた。
猪「ちゃんと説明しろよ！」
作「ていうかAは何で分かるの…」
A「何でも何も…そのまんまじゃない」
優「まんま？」
瑞「俺達は今から探し物をする。宝ではない重要な物をな」
橋「ま、何となくは察した」
手短に言うからよく聞けよ、とメンバーに手招きをした瑞稀。
近付いて小さくなると瑞稀は小さな声で話し出した。
瑞「俺が思うに、被害者はあと2人。明日の朝と明後日の朝だ」
作「妥当な見解だね」
瑞「そしてそれには必ず矢が使われる。ということは」
A「隠された矢を先回りして見つければいい」
瑞「当たり。凶器がなくなれば事件の規則性がなくなってしまう」
橋「焦るだろうね」
優「それで本当に事件は終わるの…？」
橋「そこまでは」
周囲に聞かれないようにコソコソと話す6人。
…いや、5人。
ただ1人、黙って話を聞いていた猪狩が、ここでようやく口を開いた。
猪「勝算は？」
A「分からない」
瑞「でもやるしかねぇ」
そう言って走り出した瑞稀を筆頭に、他の5人も駆け出す。
こうして生徒会メンバーの、真の意味での“トレジャーハント”が始まった。
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まれぴゅま(プロフ) - 春美さん» 全然大丈夫なので謝らないでください！笑 いつも読んでくださりありがとうございます(^^) (2020年5月15日 3時) (
レス) id: 17a30211a5 (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - グレートプシーキャットさん» ありがとうございます！ぜひお付き合い下さい(^^) (2020年5月15日 3時) (レス) id: 17a30211a5 (このIDを非表示/違反報告)
春美(プロフ) - 誤タップで1番左側の星押しちゃいました、すみません。いつも楽しく読ませていただいています。すみません (2020年5月14日 21時) (レス) id: 43b9eceb48 (このIDを非表示/違反報告)
グレートプシーキャット(プロフ) - SPの通知が来たときめちゃくちゃびっくりしました。これからも更新頑張ってください! (2020年4月24日 0時) (レス) id: 69b2b991f5 (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - りゆさん» ありがとうございます！よろしくお願いします(^^) (2020年4月23日 17時) (レス) id: 17a30211a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まれぴゅま
| 作成日時：2020年4月22日 14時
