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リハーサルを前日に終え、ついにこの日がやってきた。
みんなも少し興奮してるせいか、いつもよりも控え室が騒がしい。
そんな中、
『TOAユンジュニョンくん来てください。』
私を呼ぶスタッフの声が聞こえて、そのあとをついて行く。
いつもメイクしてくれるのはヌナのスタッフさんなんだけど、今日は男の人なのかな…？
あれ、メイク室こっちだったっけ。
もしかしてメイクじゃなくてなにかのインタビューとかで呼ばれたのかな…？
そんなことを考えながら、気づいたら少し離れた空き部屋に連れてこられてて、
「もしかして、なんか新しい企画とかですか？」
そんな呑気な質問をした私がばかばかしい。
振り返ったスタッフの顔がやけに怪しい笑みを浮かべてて、
なんか、やばい…。
そう思った瞬間、カチャっと鍵の閉まる音が聞こえた。
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一歩ずつ、ゆっくり近づいてくる不敵な笑みを浮かべた目の前の人に合わせて、
一歩ずつ、後ずさりをする。
…怖い。
その時、トン、と背中が硬いものにぶつかる感触がして、これ以上後ろがないことに気づく。
そして、私の顔の横に片手を付いて、耳元で囁かれた言葉に、身体が凍りつくのを感じた。
『ユンジュニョン、本当は女なんだろ？』
それと同時にもう片方の手が私の身体に伸びてくる。
逃げなきゃ。
そう思っても、身体が全く動かない。
あと少しで身体に触れる、目をつぶって覚悟を決めた瞬間、
ケンタ「ジュニョガ、どこいるんだー？」
廊下の遠くの方から、ケンタヒョンの私を呼ぶ声が聞こえて、
それにつられて目の前の男も振り返る。
今だ…！
そう思った瞬間、ドアまで走って部屋の外に出て、
「ヒョン、こっちにいるよ！」
思いっきり叫んだ。
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ケンタ「メイクの順番なのに、どこ行ってたんだよ〜。ヌナ探してたよ？」
「ごめんなさい、ちょっとね。笑」
廊下を走って逃げて、そのまま落ち合ったヒョンと控え室に戻る。
えへへ、なんてとぼけて返したけど、
止まらない震えを隠すのに必死だった。
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ファニ(プロフ) - パク･ジフンくんだった^^ かわいいです。 (2018年3月30日 22時) (
レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - 誰だろう！ 気になる。 (2018年3月29日 20時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - ラミソさん» うれしいです！ (2018年3月17日 21時) (レス) id: 48cd6fbb6d (このIDを非表示/違反報告)
ラミソ(プロフ) - りんりんさん» 読んでいただきありがとうございます！今はライバル？のような関係ですが、このあとちゃんと仲良くなる予定です。リクエストありがとうございます！ (2018年3月17日 0時) (レス) id: ce02ce0bcf (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - ラミソさん» 更新される度に読んでます。リクエストなんですが、主人公とジフンを仲良くさせて欲しいです。 (2018年3月15日 14時) (レス) id: 48cd6fbb6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラミソ | 作成日時：2018年3月7日 14時
