一粒の笑顔で＿3 ページ30
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こんなときに倒れてなんかいられない。
俺も侑李のために………
涼「…っ………慧くん、っ…」
大「慧なら外だよ」
涼「…侑李、…熱があるっ…」
大「まじかよ……慧ー！」
………助かった。
大ちゃんの声は例えお隣さんに回覧板を回しに行っていたとしても聞こえる………良くも悪くも。
慧くんも状況は知らないものの、ひょこっと顔を覗かせて。
大「侑李、熱があるって」
慧「えっ、」
バタバタッ……
慧くんも大ちゃんも一斉に走り出すから、階段で肩同士をぶつける。
それに俺も続いて追った。
………けど、長い………何往復してるんだろう、ここ………
涼「はぁ……っ、侑李………」
慧「汗かいちゃったね。お洋服着替えられるかな…」
大「タオルは？…あ、あった」
こういうときの二人の阿吽の呼吸はすごくて俺には入る隙がない。
唯一出来たことは、倒れてしまわないように目の前のチカチカと息苦しさに耐えて立っていることだった。
大「涼介、悪いけど下から氷枕持ってきてくれるか？」
涼「ぁ…うん………」
邪魔にしかならなそうな俺に大ちゃんが与えてくれた役割。
急がないと………………
はぁっ、……………だから……ダメだって………
涼「……ごめん、遅くなった……」
大「ああ、ありがと」
涼「……他に、なにかある…？」
大「もういいよ」
………大変なときに話しかけるなよ。と物語るような背中。
そうだよね………俺じゃ、何も出来ないし…………
侑「けぇく……のど、かわぃたぁ……」
涼「っ、俺、持ってくる…………………！…ぅっ……」
ドタンッ…！
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夢莉(プロフ) - ももさん» リクエストありがとうございます。順番に書かせていただくため、お時間いただきますがご了承くださいm(__)m (2021年6月28日 20時) (
レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - ここさん» わぁ、楽しみにしてくださっているなんて……！ありがとうございます！頑張ります…！！ (2021年6月28日 20時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - ピースさん» 何かを誤解…考えます！他のお話と融合するかもしれませんがご了承くださいm(__)m (2021年6月28日 20時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - ciaociaoさん» そこ気になっていただいてありがとうございます(^^)お時間いただきますが、お待ちいただけると幸いです…！ (2021年6月28日 20時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 知念くんの保育園のお迎えに山田くんが行く予定でその途中に山田くんが体調を崩すみたいな話が読みたいです！難しいと思いますが、お願いします。頑張ってください、応援しています！ (2021年6月27日 20時) (レス) id: 2a431b76ce (このIDを非表示/違反報告)
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