一番大事なもの＿7 ページ27
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慧「ふふ、隣」
大「っ………」
同じ部屋にしてもらったんだよ。
目が覚めたときにお互い、姿が見えなかったら心配するでしょ？
慧「もうじき、起きてくれると思うよ」
大「……聞いたんだろ…？怒れよ……ｺﾞﾎｯ」
寝ててって言ってるのに………
涼介のベッドから目を逸らさないのは、そっちへ連れていけってことなんでしょう？
慧「………ごめんね」
大「なんで謝るんだよ」
慧「……大ちゃんの洋服を洗濯したのは俺なんだ」
大「えっ………」
………朝ね。
慧『どこどこどこっ！？』
涼『ふぁぁ……どうしたのぉ？』
慧『このくらいの、封筒知らない？』
涼『知らなぁい』
急に会社から連絡があって。
担当していた案件の資料を今すぐまとめて持ってこいと言われたんだ。
慧『……あった！これだぁ…！ぃてっ…』
やっとみつけて鞄に入れ、いざ出掛けよう！としたら………足元にセールで買った俺のTシャツが落ちていたわけ。
それに躓いたところを涼介にガン見されてたから恥ずかしくて………乱暴に掴んでその他諸々、洗濯機に突っ込んで回して出掛けた。
おそらく、その中に大貴のも………
慧「だから、涼ちゃんは干してくれただけ………確認しなかった俺が悪いんだ」
大「っ………」
………そういう表情になるよね。
俺も侑李に聞いて全てを理解したとき、片頬が痺れたように引きつった。
涼「………っ、……ん………」
大「、………涼介……」
お兄ちゃんのすぐあと、ゆっくりと目を開いた涼介。
虚ろな目から数度の瞬きのあと光が戻る。
侑「りょおすけっ…ゆーりだよ、わかる？」
涼「…………っ、だ…め………」
侑「ぇ…、？」
足のつかない椅子からぴょこっと降りた侑李が側に寄ると、涼介はそれを何故か拒否した。
涼「………だぃ、ちゃ……んに、………ゆうり……」
慧「大ちゃんも侑ちゃんもいるよ？」
大「そうか………涼介の、一番大事なもの………」
詳しいことはわからないけど……二人の中では通じ合っているみたい。
大「もういいんだ……あんな物、お前に比べたら何でもない」
涼「…………なに、それ………きもち、わる…ぃ……」
大「ごめん………ありがとな」
「…………………ぁ、っ……」
涼「ぇっっ、だいちゃん……！」
＿＿＿＿＿＿＿＿一番大事なもの編fin.
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夢莉(プロフ) - ももさん» リクエストありがとうございます。順番に書かせていただくため、お時間いただきますがご了承くださいm(__)m (2021年6月28日 20時) (
レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - ここさん» わぁ、楽しみにしてくださっているなんて……！ありがとうございます！頑張ります…！！ (2021年6月28日 20時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - ピースさん» 何かを誤解…考えます！他のお話と融合するかもしれませんがご了承くださいm(__)m (2021年6月28日 20時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - ciaociaoさん» そこ気になっていただいてありがとうございます(^^)お時間いただきますが、お待ちいただけると幸いです…！ (2021年6月28日 20時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 知念くんの保育園のお迎えに山田くんが行く予定でその途中に山田くんが体調を崩すみたいな話が読みたいです！難しいと思いますが、お願いします。頑張ってください、応援しています！ (2021年6月27日 20時) (レス) id: 2a431b76ce (このIDを非表示/違反報告)
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