一番大事なもの＿6 ページ26
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処置室からは呼吸が…とか、輸血がどうとか聞こえて。
………小さな喧嘩からこんな大事になるなんて……俺があんなことで怒ったから……
自分を責める以外にどうしようもなかった。
侑「………せんせぇっ」
大「涼介はっ！？」
「あぁ、あと少し遅れていたら危なかったな」
っ………危なかったって、………
大「………俺のせいです………」
「また喧嘩したのか？」
先生には一発でバレる。
何度やっても懲りないな……俺。
大「一方的に俺が怒ったんです……それで、家を飛び出して………」
「そうか…………でも、助けたのも大貴だろ？」
大「………」
そうじゃないんだ………俺はあのとき怒るだけ怒って、お礼の一つも言わなかった。
「大貴…？」
侑「ゆーりも、がんばったよっ」
「ははっ、そうだな。二人のお陰で涼介は助かったんだよ」
………侑李のお陰だよ。
俺はきっと素直になれずに、涼介を探しに行けなかった。
慧「っ、はあっ……大ちゃん、侑ちゃんっ…！」
慧の到着に、先生から涼介の容態の説明がなされた。
低体温症………聞いたことはある。
一歩間違えたら、俺が涼介を………っ、
大「っ……ごめん……俺のせいなんだ………俺のっ………」
クラっ………
なんだ…急に身体から力が抜けて………
慧「っ、大ちゃん…大丈夫…？」
大「っ……はぁ………ごめ……」
立っていられなくなって慧の方へ倒れた。
「……熱があるな」
大「……ねつ……？……俺は、大丈夫…です……」
慧「大丈夫じゃない、すごい熱だよ……」
そういえば俺、涼介に必死で………侑李にはタオルを渡したけど自分は忘れてたかも。
自業自得だから、どうでもいいけど………………
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
慧side
慧「侑ちゃん………」
侑「………なぁに」
慧「ありがとね、お兄ちゃんたちのこと」
病院で、大貴が倒れて気を失った。
今は病室のベッドでぐっすりと眠っている。
侑「なかなおり、してほしかったの」
慧「何で喧嘩しちゃったのかな」
侑「おせんたく、だいきのふく、しちゃった」
慧「え？」
…………それって………
大「……んっ………ぁれ……俺、何して………」
こんなときに限って、大貴の目覚めは早かった。
慧「おはよう、まだ熱下がってないから寝ててね」
大「慧…？………あっ、……涼介はっ！？目、覚めた…？」
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夢莉(プロフ) - ももさん» リクエストありがとうございます。順番に書かせていただくため、お時間いただきますがご了承くださいm(__)m (2021年6月28日 20時) (
レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - ここさん» わぁ、楽しみにしてくださっているなんて……！ありがとうございます！頑張ります…！！ (2021年6月28日 20時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - ピースさん» 何かを誤解…考えます！他のお話と融合するかもしれませんがご了承くださいm(__)m (2021年6月28日 20時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - ciaociaoさん» そこ気になっていただいてありがとうございます(^^)お時間いただきますが、お待ちいただけると幸いです…！ (2021年6月28日 20時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 知念くんの保育園のお迎えに山田くんが行く予定でその途中に山田くんが体調を崩すみたいな話が読みたいです！難しいと思いますが、お願いします。頑張ってください、応援しています！ (2021年6月27日 20時) (レス) id: 2a431b76ce (このIDを非表示/違反報告)
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