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生徒な彼女 3 ページ3

最初は、少しだけ茶髪だったけど
校長先生に言われて黒くした髪

でも
髪が伸びた分だけ
ふわふわで柔らかさが増したみたい



大好きな先生の髪




漏れ出そうな声を我慢して
その髪に指を絡めるの


そうされるのが
先生は好き、って知ってるから…




あ…

漏れ出そうになる声を我慢して
その髪を
きゅッて掴む


それが…
ソコが好き、って合図



もっと…シて、って合図






『ねぇ…』




『目ぇ、開けてよ…』





そう言われるまでは
やっぱり…目は閉じてたい…





だって
こんなカッコ…恥ずかしいよ…



カーテンだって全開だし…

お昼休みだし…

学校だし…

理科準備室だし…



私も…全開…







『A…?』






『聞こえなかったの?』






「……」








『A?』





ゆっくり…ゆっくり…
目を開けると






さっきまでの
可愛い子どもみたいな天使ちゃんはどこ?



そこにいるのは
やっぱり…"オトコ"の先生




当たり前だけど
鼻に詰めたテッシュはもう居なくて


そこにいるのは
端正な顔立ち、オトコの目で見上げる先生




綺麗な顔…




私よりずっと白い肌

私よりずっと長い睫毛

そして

少しだけ厚い唇





思わず…見とれちゃう…







『A?』




その綺麗な顔の先生に
睨むように見据えられて身体がすくむ





『また、俺に見とれてんの?』





自信家な先生



『カッコいいと思ってんの?』




自信過剰な先生



そんな先生が、大好き






「うん」





「思ってる…」





「先生…カッコいいなって、思ってるよ…」






『ふふ』

満足気に笑った先生





『俺が好き?』





真っ直ぐに私を見つめながら…
指先だけは、違う場所へ





「あ…ん………ッ…」







『大好き?』






さっき、触れただけだった場所に

くいっ

差し込まれた指先





「あ…ッ…」





『どんくらい?』



『ねぇ、どんくらい好き?』






『教えてよ…』






「あ…ん……ッ…」





ナカへナカへと
押し付けられる指先に
思わず、身体が仰け反る…






『ったく…』




『ちゃんと、質問に答えてよ…』






『じゃないと、俺、寂しいよ…』




言葉とは、裏腹に
もう、花びらのナカまで入り込んだ指先で
クリームでも掬うように
くりくり動かしてる…






『ねぇ…!』




あ、や……ッ



















『ねぇ、ってば!!』

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設定タグ:キスマイ , 玉森、北山 , 藤ヶ谷   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:トウコ | 作成日時:2018年1月1日 18時

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