小瓶 2 ページ18
「小瓶1」は、お話集の 27 にあります。
(…が、多分読まなくてもわかると思います)
あの日の事は、今でもはっきり覚えてる…
君が…倒れた日
それは、
桜が舞う…温かい春の日だった
「次の日曜は、お花見しようね」
俺を見つめて言った君…
「おかずは、何がいい?」
聞いた君に…俺は、思いつくままにリクエストした
裕「卵焼き…ウインナー、サラダ、唐揚げ…
それから…それから…」
「まだ…あるの…笑」
裕「あとは…」
俺の大好物…Aの作った筑前煮…
そう、言おうとした瞬間…だった
…?
A?
…!!
どう…したの!?
あの時、ハラハラ舞った桜の花びら
春の陽射しに照らされて
キラキラ輝きながら舞った花びらに誘われるように
崩れ落ちた君…
あれが…
あんな穏やかな日が…
まさかの
悪夢の始まりだった
夢だ…
夢に違いない…
夢であって欲しい…
そう…
願い続けた悪夢の始まりだった
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作者名:トウコ | 作成日時:2018年1月1日 18時