隣に居たのはいつも貴方でした (ページ10)

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お笑いライブページ10

Your side

後輩「A先輩！今度の日曜空いてないですか？？」こ

「みかちゃん？空いてるけどどうしたー？」

後輩「実はルミネであるお笑いライブのチケット取れたんで良かったら一緒に観に行きませんか？？」

「お笑いライブか～」

後輩「来週から吉本の芸人さんうちに宿泊にくるんですから、念のため観といた方がいいと思うんですよ！！」

そうだった、私全然知らないんだよね、、

「そうだね！うん！行こう！」

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「みかちゃんまだかな～」

"お姉さん1人？？"

ナンパだ、、

"俺めっちゃタイプだわ～今から遊ぼうよ！"

「すいません、人待ってるので、、」

こういうの本当に苦手。

"じゃあ連絡先だけでもさ交換しようよ！"

腕を強引に掴まれた。

「やめて！離してください、、！」

その時誰かに抱き寄せられた。

『悪い、遅れた』

「え、、」

『お兄ちゃんこの子に何か用？』

"ちっ男待ちならそう言えよ！！"

「すみません。ありがとうございました。」

『ええよ。お姉さん綺麗やねんから、あんま一人で
うろちょろしたらあかんで。ほな』

笑ったら八重歯が可愛らしくて、思わずキュンとしてしまった、、、

良い人がいるもんだなー。

後輩「先輩！すみません！お待たせしました、、」

「みかちゃん！！いいよいいよ！入ろっか！」

席は、、

後輩「実は最前列ど真ん中！良席取れちゃったんですよ～」

「すごいね！！しかも女性のお客さんばっかり、、」

後輩「今日はなんといっても和牛、アインシュタインがいますからねぇ！私も河井さん目当てですし！」

16:00開演ーー

初めてのお笑いライブ。

お腹抱えるほど笑っちゃってる私。

次の芸人さんの出囃子？？が流れる。

その時、

(( きゃーーーーー！！！ ))

黄色い歓声が一気に

凄い！

"どうも～～！！！"

袖から出てきたのは

うそ、、

後輩「河井さーーん！！！」

カワイさん？？

さっき助けてくれたあの人だった。

この人がアインシュタインの河井ゆずるさんという。

つい見つめてしまい、

ほんの一瞬河井さんと目が合った。

向こうも気づいてくれたのかクシャッと笑ってくれた。

芸人さんだったんだ。

稲田さんの強烈なお顔と河井さんのキレッキレなツッ

コミ面白いなあ～

そして、最後の一組、トリを飾る芸人さん。

出囃子が流れると、

さっきのアインシュタインさんを越えるすごい歓声だった。