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「俺は三日月宗近だ。俺を見つけ出し、顕現してくれたこと、感謝する」
「見苦しい所をお見せして申し訳ない…。私は一期一振と申します。」
「俺は和泉守兼定だ。俺も仕返しがしたくてよ。ありがとな」
「俺は獅子王。まさかもう一度戻ってこれるとは思わなかったぜ」
それまで黙っていた神様方も自己紹介をしてくれた。
今のところの感想、覚えられる自信がまったくない。
大和守さんと和泉守さん混ざりそうだし…。
それにしても苺さんってすごいかわいらしい名前ですね。
言ったら怒られそう。
獅子王さんの肩に乗ってるなぞの黒い塊がとても気になる。
最初はなんらかの影でそこら辺だけ暗くなってるのかと思ってたけど、目の前にして見るとやっぱり後ろの壁が見えないから、何かあるのだろう。
『よろしくお願いします…』
言いながら、そういえばよろしくなんて誰も言ってなかったななんて思いながら、恥ずかしくなった。
「では小娘。そなたが見たりしたことを話してくれないか」
三日月宗近さんに、手招きをされて、部屋に入る。
襖を閉めて、口を開いた。
「待て。お主、結界の張り方は知っておるか」
『い、いえ。知りません』
「困ったな…」
こういうときに男性(白蛇)が来てくれたらなぁ。
「お呼びでしょうか」
『ふぁー』
しまったここには神様方が集まってるんだだった。
変な声を出してしまうのがお決まりになってきてしまっている。
「はっはっは、意地が悪いな」
「気づいておられましたか」
「まあな」
薬研さんの時もだったけど、神様方と男性(白蛇)は知り合いなのだろうか。
謎は深まるばかり。
「比較的簡単且つ強度が高い結界の張り方をお教えしましょう」
『お願いします』
素直にここは返事をしておこう。
そういえば男性(白蛇)は考えてることがわかるのか。
恋バナできないやつ。
したことないけど。
「まずですね、結界を張りたい範囲の四方位に血を垂らします」
ほう。血か。
比較的簡単か。
そうか…。
とりあえず持ってるカッターで指の腹を切る。
ひああ痛い。
それから血を垂らして、変な呪文を唱えた。
ぶわーぴかーでーん。という感じで、所要時間三分くらいで結界は完成した。
悪意のある攻撃や物体を防ぐらしいが、無意識にする人(神様)が来たら終わりじゃん。
けっこう気になるが、頭のすみに追いやって、私は薬研さんに出会ったらへんから話始めた。
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ニャンコソバ2(プロフ) - 若葉さん» うわぁあ!!まだ見てくださってた方が…!!ありがとうございます頑張れます…!! (2020年11月8日 10時) (レス) id: addc7bb8eb (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - 更新待ってます! (2020年11月8日 1時) (レス) id: 5ef262c096 (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコソバ2(プロフ) - 幸別愛友さん» ありがとうございますー!!!これからもどうぞよろしくお願いします!! (2019年12月14日 6時) (レス) id: addc7bb8eb (このIDを非表示/違反報告)
幸別愛友 - この世界観すごく好きです!続きがすごく楽しみです!待ってます!! (2019年11月12日 23時) (レス) id: 978af02bfc (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコソバ2(プロフ) - さらさん» うわぁあありがとうございます!!!!!オチは悩み中です…。いきあたりばったりで書いてる駄作者なので…。 これからも応援よろしくお願いしますっっっ (2019年11月5日 22時) (レス) id: addc7bb8eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニャンコソバ | 作成日時:2018年12月31日 17時