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マサイハウスに戻ると、シルク・ンダホ・ザカオ・ぺけたんが来ていた。

シルク「遅かったな。どこ行ってた?」

A「ごめん、遅くなって。私の気分転換。なんか、モトキに心配かけちゃった」

そういうと、シルクは「ん?」という表情を見せた。

Aは構わず、マサイの近くまで行くと、声をかけた。

A「マサイ、さっきはありがとね。・・・でも、返事はちょっと待って。ちゃんと考えたいから」

マサイは何も言わずAの頭をなでた。そして、みんなで撮影の準備に取り掛かる。

シルク「今日は・・・そうだな、A、休みな。」

いつものように、撮影するメンバーを決めて、それぞれが準備を始める

A「了解。何かしておくことある?」

いつものやり取りをしていると、珍しくシルクが手を止め、Aの方を見ていた。

シルク「・・・じゃあさ、ご飯、作って」

いきなりのリクエストに、Aは「はぁ?」と変な声を出す。

シルク「来てもらってなんだけど、せっかくAいるしさ。多分、今日の撮影、時間かかりそうだし、作ってくれるとありがたいなぁって。メニューは任せるし」

A「いや、あのさ、作るのはいいんだけど。またなんで急に言うかね?」

「あらかじめ言っててくれたらいいのに」と、独り言のようにぶちぶち言っているAをみて、シルクから一言

シルク「ん?なんとなく。オレのわがまま。」

Aはわざと大きなため息をつくと、家主に許可をもらうべく、マサイに声をかけに行く。

シルクの近くには、モトキが近寄り、声をかけた

モトキ「シルク、わざとでしょ。Aにご飯、つくらせんの。」

小さな声で話すモトキに、シルクは視線をAに向けたまま話す。

シルク「そう言われれば、そうかもな。けど、カメラの前で無理に笑われんのもダメだしな。」

モトキは、シルクの洞察力に感心する。

モトキ「・・・Aに何かあったかは聞かないんだ」

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作者名:danchan | 作成日時:2020年10月2日 21時

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