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<マサイハウスにて>
モトキが帰宅した後、マサイはなんとなく落ち着きがなかった。
シルク「おーい、家主。何フラフラしてんの。落ち着けって。」
マサイはチクワを抱いたまま、シルクの隣に腰かけたが、なんとなく落ち着きがない。
ぺけたん「オレ、変なこと言ったかな?」
心配するぺけたんにンダホとザカオが助け舟を出す。
ンダホ「ぺけが心配することじゃないと思うけど。モトキがちゃんと考えないといけないことだし。」
ザカオ「あいつも、相当頑固だかんな。本当のこと言わないといけないし、いいんじゃね?」
すると、チクワのおなかをポンポンとしながらマサイがぽつりと言う。
マサイ「・・・オレさ、Aがモトキの事好きなんじゃないかって、疑った時期があって。で、モトキもAのこと、好きだったんでしょ?だから、オレ、ずっと黙っとこって思ってたんだけどさ。Aのヤツ、今日、チクワに相談事してんだぜ。それ見てさ、何かしてやりたくなって・・・。そう思ったら、告ってたっていう・・・。」
その言葉に、シルクが小さくため息をついた。
シルク「・・・マサイ、おまえ、やさしいな。でも、やせ我慢はよくないと思うぞ。オレはこれでよかったと思うけど。」
そういうと、マサイの頭を乱暴になで、チクワとじゃれる。
シルク「あとは、モトキとA次第だな・・・。あいつらが、どうするか・・・だ」
そういうと、スマブラ大会がお開きとなり、それぞれ帰宅していった。
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作者名:danchan | 作成日時:2020年10月2日 21時