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2018―2019イタリア ページ37

彼女の気持ちを確認してから早1ヶ月。
相変わらず連絡は仕事の予定のみ。
付き合うってことは無理だって言われたし、本当に彼女は俺と同じ意味の"好き"だったのだろうか?今更になって不安になる…。


そんななか今シーズン初めてAちゃんが打ち合わせでイタリアに来てくれることになった。

俺はAちゃんと距離を縮めるため計画をたてた。


まず、初めて空港まで迎えに行った。

「久しぶり!よく来たね。」

「本当に迎えに来てくれたんだ!ありがとう。」

Aちゃんは笑ってくれた。


「とりあえず、家行って打ち合わせ終わらせよう!」って家に連れて来て打ち合わせを終わらせる。


ご飯を食べに行く前にホテルのチェックインを済ませたいという彼女に

「…ねぇ、Aちゃん、今日も家に泊まってよ!…Aちゃんと話したいことあるし…。」

「え?……それは、ご飯の時じゃダメ?」

「…ダメ。」

「……」

「そんなに不安そうな顔しないで。Aちゃんの嫌がることはしないって約束するし…。」

「でも…。」

「…本当に話したいことがある…。」神妙に言えば

「…分かったよ。」

しぶしぶといった感じで了承してくれた。

それから、会社にバレないようにとりあえずホテルのチェックインだけ済ませに行って、その帰りに食事して帰って来て…。

会話の雰囲気はいつもどおりだけど、Aちゃんはどこか緊張してそうな面持ちだった。


お互いお風呂にも入り、ソファーに少し間をあけて座る…。お風呂上がりの広がる香りと化粧を落として幼くなる顔に色っぽさも感じて…そそられる。


…今日は本当にやましい気持ちで彼女を泊まらせた訳ではない。いっぱい話して距離を埋められたらいいなぁって純粋に思っていただけです。本当に…。


そしたら意外にもAちゃんから話し出した

「ずっと、気になってたんだけど…」

「うん。」

「私の何処を好きなってくれたの?…だって石川くんの前で可愛かったことなんて一回もないのに。」

不安そうで寂しそうだった。

「…俺は本当にAちゃんが好きだよ。逆にAちゃんのほうが俺のことホントに好きなのかって思うよ。…連絡もくれないし…。」

「…連絡は石川くんもくれないじゃん。」

「それはそうだけど…。
俺はさ…Aちゃんの何に対しても真面目で律儀なとこも、少し抜けててほっとけなくなるようなどうしようもない部分も含めて好きだよ…。」

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tomo1211(プロフ) - まりんさん» ありがとうございます。 頑張ります。これからもよろしくお願いします。 (2019年11月11日 15時) (レス) id: 0b278f186c (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2019年11月10日 22時) (レス) id: b59f2ee03b (このIDを非表示/違反報告)
tomo1211(プロフ) - kazukiさん» ありがとうございます! 本当に汗かいても爽やか!凄いですよね。笑 これからも更新頑張ります!! (2019年11月9日 22時) (レス) id: 0b278f186c (このIDを非表示/違反報告)
kazuki(プロフ) - 初めまして!いつも楽しく読ませて頂いてます!! 祐希くん…絶対いい匂いしますよね… 主人公ちゃんとの進展楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2019年11月9日 18時) (レス) id: 85bff645e6 (このIDを非表示/違反報告)
tomo1211(プロフ) - みっふぃーさん» ありがとうございます!凄く嬉しいです!!飽きられように頑張りたいと思います。今後ともよろしくお願いします! (2019年11月7日 13時) (レス) id: 0b278f186c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tomo1211 | 作成日時:2019年10月24日 8時

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