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あの日以来、数週間ぶりに彼女が打ち合わせのために家に来た。
いつも通り予定を確認して仕事は終わる…。
それからいつもなら世間話をするんだけど…、今日は様子が変で…。こないだのせいかななんて少し複雑な気持ちになって…。
「石川くんさぁ、次からは打ち合わせ外でしない？」
「え？なんで？家でいいよ。その方が楽だし。」
「……、今まで気付かなくて無神経だったけど、石川くんの彼女に悪いかと…。」
「俺、彼女と別れてるし…。」
「…うそっ。いつ？」
「イタリアに来る前、まぁ色々考えて…。」
「そうですか…。」
「…Aちゃんが、あの彼氏に何か言われた？」
「…いや、…私も数日前に別れた…。」
「…待って！じゃあ…新しい人できたとか？」
「違う。」
「…じゃあ、うなじのそれ何？そういうことじゃないの？…キスマークついてるよ。」思ったより低い声がでた。
彼女のうなじについている痕を見つけて指差せば、
「うそだ。知らない…。」痕の部分をギュッと抑えながら酷く悲しい声を出して机に突っ伏した。
「……。」そのただならぬ様子にとりあえず頭を撫でる…。
「もぅ、自分が嫌だ…。」
…泣いてる…。
俺はどうしていいかわからなかったが、とりあえず何時ものように頭を胸に引き寄せる…
「別れたい…、別れるって言ったのに…。嫌だって言ったのに…結局…」
何があったかは何となく察しがついてあの男に怒りが湧いてくる…
「…でもさ、別れられたんでしょ？」
コクンと頷く。
「(彼女)ちゃん、頑張ったね｡」と言えば
俺の服をギュッと握りしめ声を押し殺して泣いた…。
女の子が泣いてるのを見て胸が苦しくなったのは初めてだった。
「ごめん、また迷惑かけちゃった…。」
「迷惑なんて思ってないし気にしなくて大丈夫。」
「いつもありがとう…。」
「今日なら特別に首筋の匂い嗅がせてあげようか？」ってふざけた感じで言えば…。
少し顔が赤くなり…
「遠慮しときます」って少し笑った。
彼女の笑顔を見て少しホッとする。
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tomo1211(プロフ) - まりんさん» ありがとうございます。 頑張ります。これからもよろしくお願いします。 (2019年11月11日 15時) (
レス) id: 0b278f186c (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2019年11月10日 22時) (レス) id: b59f2ee03b (このIDを非表示/違反報告)
tomo1211(プロフ) - kazukiさん» ありがとうございます！ 本当に汗かいても爽やか！凄いですよね。笑 これからも更新頑張ります！！ (2019年11月9日 22時) (レス) id: 0b278f186c (このIDを非表示/違反報告)
kazuki(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読ませて頂いてます！！ 祐希くん…絶対いい匂いしますよね… 主人公ちゃんとの進展楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2019年11月9日 18時) (レス) id: 85bff645e6 (このIDを非表示/違反報告)
tomo1211(プロフ) - みっふぃーさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！！飽きられように頑張りたいと思います。今後ともよろしくお願いします！ (2019年11月7日 13時) (レス) id: 0b278f186c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tomo1211
| 作成日時：2019年10月24日 8時
