CHAPTER 02 無意味な殺人は無意味な殺人を呼ぶ 絶望編 ページ7
「そろそろ片付けでもする？」
パソコンを切った大先生がそう言って立ち上がると、コネシマくんはソファに座り込んだまま「ええ〜」と不満げな声を漏らした。
「このままでいいやん、また次観るときのためにさ」
「横着すんな」
大先生はコネシマくんの腕を引っ張ると彼を立ち上がらせようとしたが、コネシマくんはより体を重たくしてソファに寄り掛かかる。
「嫌がらせか！」と唸る大先生を横目に、私は片付けのため立ち上がった。
スクリーンを上げるホワイトボード横のスイッチを押した。
「…ん？」
しかしスクリーンは、ガガガッと嫌な音を立てるだけで動く様子はない。
「どしたんすか、Aさん」
「スクリーンの調子が可笑しいみたいで…」
駆け寄って来たショッピくんも同じようにスイッチを押すが、スクリーンは音を立てるだけで上がる様子もない。
「変やな」と呟いたショッピくんの目線は、そのままコネシマくんに向く。
「やっぱり、コネシマが乗ったから壊れたんじゃ…」
「いやいやいや、俺知らんぞ！俺が乗ったあとはちゃんと動いてたし！」
「でもあの時も変な音出てたじゃないですか」
ショッピくんの言葉に「でも、いや、確かに」と言い返せなくなるコネシマくんを見て、ゾムくんは「手動で巻き上げればいいやん」と言った。
それはそうなのだが、きっと茶番ちゃんに怒られることは間違いないだろう。
手動で巻き上げることも出来るようで、ゾムくんはスクリーンをぶら下げている太いロープを手に取った。
「手伝うで、ゾムさん」
「ん、ありがと」
大先生も加わって、大きなスクリーンを二人は巻き上げていく。
そして上がっていくスクリーンの下に現れた光景に、私は開いた口が塞がらなくなった。
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わたうさ@火星人☆(プロフ) - 名無しくんさん» ご愁傷様です…(´ｰ｀;) (2019年9月23日 12時) (
レス) id: af7c01dafc (このIDを非表示/違反報告)
名無しくん - 推しが…死にましたぁ…(°▽°) (2019年9月23日 11時) (レス) id: f915d9c3de (このIDを非表示/違反報告)
わたうさ@火星人☆(プロフ) - 閑さん» はじめまして、いつも閲覧有難うございます！私も大好きで、d!様と原作者様には感謝しかないです…かたつむり更新ですが自分のペースで頑張ります！有難うございます！ (2018年12月28日 14時) (レス) id: af7c01dafc (このIDを非表示/違反報告)
閑 - はじめまして、いつも楽しく見させて頂いてます! d!もダンロンも大好きなので主さんには本当に感謝しかないです…これからも更新など頑張ってください (2018年12月28日 14時) (レス) id: 8c1224d0db (このIDを非表示/違反報告)
わたうさ@火星人☆(プロフ) - 蒼空さん» ひえええ！両方推しだったなんて！！今後名前だけでも沢山出します！！これからも閲覧お願いします！コメント有難うございます！ (2018年12月15日 17時) (レス) id: af7c01dafc (このIDを非表示/違反報告)
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