検索窓
今日:34 hit、昨日:32 hit、合計:48,974 hit

サンジュウヨン! ページ35

初めて2人で帰った数週間後、私は17歳の誕生日を迎えた。



その日は月曜日だった。






岩泉たちは予定があると言っていたため、珍しく徹くんと2人だった。





その日、徹くんに告白された。





「Aちゃん。


今まで俺をたくさん助けてくれて、支えてくれてありがとう。





部活を出禁になった時も、



ウシワカに負けた時も、



バレーがスランプになった時も、



Aちゃんはいつも助けてくれたね。






俺は、Aちゃんのおかげで立ち直れたし、



Aちゃんのおかげで頑張れた。



そして、Aちゃんのおかげで、キャプテンになれた。






Aちゃん、いつもありがとう。



Aちゃんが好きです。










俺と付き合ってください。」






私は泣いて頷いた。



そんな私を見て、徹くんは微笑んだ。









「こちらこそ、よろしくお願いします。」










お互いに引き寄せられ、私たちは抱き合った。










その日、私は及川徹の彼女になった。




初めての彼氏だった。

サンジュウゴ!→←サンジュウサン!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
87人がお気に入り
設定タグ:青葉城西 , 及川徹 , 岩泉一
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:とまと | 作成日時:2022年9月19日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。