【ハイキュー】岩泉一と結婚するまでの話 (ページ20)

今日:8 hit、昨日:48 hit、合計:48,996 hit

ジュウキュウ！ページ20

今日は月曜日。

青城バレー部は部活が休みだ。

「Aちゃーーーーん、岩ちゃーーーーーん！！」

帰ろうと席を立ったところで、廊下から大きな声が聞こえた。

振り向くと、徹くんがヒラヒラと手を振っていた。

その後ろには、花巻くんと、松川くん。

「チッ…」

舌打ちの聞こえた方を見ると、顔を歪ませた岩泉くん。

「ど、どうしたの…？」

「あんなデカい声で叫ばれたら、目立つだろ」

岩泉くんは少し、機嫌が悪そうだった。

「Aちゃん！岩ちゃん！

今からみんなで遊びに行こうよ！！」

この数週間で、花巻くん、松川くんたちとも仲良くなり、

5人でいることが増えた。

「うん！岩泉くんも行こ！」

「…おう」

さっきまで不機嫌だった岩泉くんが、少し笑顔になっていた。

「今日はどこに行くの？」

「Aちゃんが行きたいとこ！」

「お前なぁ…」

みんなでワイワイ話しながら、学校を出た。

今日はカラオケに行くことになった。