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「先生、私生徒会やめたい」
「何があった?」
三年になって、一週間
仕事が溜まりに溜まった私は
ついにおかしくなりそうだった
「なんで、私がこんなにやらなきゃいけないの
どうして、みんなやってくれないの
これで失敗したら、全部私のせいなのに」
三月になる頃から、
みんな最後の大会に向かって
部活に力を入れるようになった
その分、生徒会の仕事はどんどんたまっていくから、
下校時間以降も学校にいることが多い私が、よくその仕事を消化していた
もちろん、私も部活に所属しているから、
部活が終わってからの30分ほどだが
私が下校時間以降も残るようになったのは、
みんなの溜まりに溜まった仕事を見て先生が怒ったからだ
「先生、私と会長に
下校時間以降30分残る許可を下さい」
勝手に私がそう言ったことに
会長は腹を立てた
その許可をもらってから、
会長は一度も仕事処理にきたことがない
「私、会長と一緒だったら、頑張れると思ったのに
会長にとっては迷惑で
結局自分も苦しめて
ワガママだってわかってる
でも、私がやるからって誰も手伝ってくれなくて
感謝すらされてない
私がやめたらみんなが困る
みんなを困らせたい
先生、助けて」
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とまとちゃん(プロフ) - rei(・v・★) ”蓮依”@ 楽天好きさん» ありがとうございます!! (2018年2月4日 19時) (レス) id: dbb7af4aeb (このIDを非表示/違反報告)
rei(・v・★) ”蓮依”@ 楽天好き(プロフ) - 面白いですね (2018年2月4日 16時) (レス) id: 5c4cf51bfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とまと | 作成日時:2018年2月3日 0時