つー。 ページ6
侑李さいど
起きたら、なぜか病院のベッドにいた僕
なんで…どこも悪くないのに
「いやっ…びょーいん…ぐず…泣」
大「あ〜、泣かない泣かない。今日ね、健康診断しようと思って来たの」
そんなの知らないもん
圭「俺らしかいないから大丈夫だよ！ほら、ジュース飲も？」
けーとが持ってたジュースのストローを口元に持ってきた
ちょっと迷ったけど、喉は渇いてたから咥えて中身を飲んだ
ふぅ…
少し気持ちが落ち着いて、状況を考えたら数日前の皆の入りたくもない会話を思い出す
これ見よがしの会話はこれだったのか…と今さらながら思い至った
伊「てことで知念ちゃん。モシモシしてもいいかな？」
いつの間にいたのか、聴診器を耳にはめたいのちゃんが僕の服を捲ろうとしてくる
「やだぁ…だめっ！」
そもそも僕の返事聞く気ないよね
いいよって言ってないのにさ
大「ちょっと頑張ろうな。すーはーってするよ〜｣
いのちゃんを交わしてベッドから下りようとしたら、大貴がベッドに上がってきて後ろから僕の足を挟むし両手も握ってくる
おかげでほとんど動けない
「っうぅ…やぁーっ…しないの！泣」
圭「大丈夫だよ、ちぃちゃん。痛いのしてないからね」
ピタッと聴診器を当てられる感覚に、不快感がピークに達して涙が溢れてくる
痛くなんかないよ、もしもしが嫌いなの！
「ん〜っ、やぁっ…おしまいっ泣」
感情に任せて思いっきり体を捻った
でも、大貴が一瞬よろけるだけで、すぐに圭人が支えて全く意味がない
大「知念、一緒にしよっか。すー、はぁーっ…ほら、知念もやろ？｣
「…んん…すー、はぁー…」
納得はいってないけど、一生懸命に大きく息をする大貴見てたらやっちゃった
伊「じょーずだね。…はい、おしま〜い」
やっと解放されて体から力が抜ける
…とホッとしたのも束の間、今度はお口開けてだって
大「知念、あーんしよ？」
「しない。かえるの！…あっ…ぅっ…泣」
するつもりなんて全くなかったのに、いのちゃんの指が口の中に入ってきて、くっと舌の奥を押された
おぇってなった…
「ぅ…ふぇぇぇっ泣」
びっくりしたのと急に嫌なことされたのとで…もう訳わかんなくなっちゃった
伊「ごめんごめん、嫌だったね。よく頑張りました」
優しい声で、頭をなでなでしてくれるいのちゃんの手は好きだけど、今は離れたくて仕方ない
圭「おぉっ、どうしたの〜」
いのちゃんの隣にいた圭人のお腹にぎゅっと抱きついた
ずっとこのままがいい
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nene - 更新待ってます！ (2019年7月23日 22時) (
レス) id: 04ce8b8aba (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - もう更新していただくことはないでしょうか？ (2019年1月8日 7時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
ゆ め あ(プロフ) - 更新頑張ってください！楽しみに待ってます！ (2018年9月15日 23時) (レス) id: 42ea1e00a7 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - ゆーりくん可愛いです！最高です。更新楽しみにしてます！頑張ってください。 (2018年8月14日 8時) (レス) id: d45c25541e (このIDを非表示/違反報告)
やまちねゆと - 凄く面白いです！忙しいと思いますが頑張って更新してください！！ (2018年8月5日 22時) (レス) id: cfb124f6b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりりんご | 作成日時：2018年7月29日 3時
