第百一話 ページ7
〜カナside〜
一年は組「よせ虎若、危ないんだぞ。」
立花「よかろう、この作戦〜は、君のも〜のだ〜から〜」
もう我慢ならない…
中在家/氷上「何時までやってんだ!!」
あれ、長次と被ってしまったな。まぁいい、先にこのイライラを吐き出させてもらおうじゃないか。
氷上「この作戦のために、早く持ってきたあたしらの努力を返しやがれ…タソガレドキ方の砲身が冷めてしまうじゃないか!」
一年は組「ヒィッ!」
我慢できなかった為、このイライラを吐き出してやった。
中在家「もし石火矢の発射に失敗すれば、砲の中で震天雷が爆発してしまう。慎重に…」
そう、失敗すればこの辺り一帯も巻き込まれてしまって、あたしらは無傷じゃ済まないぞ。
摂津の「い、いきなりのお説教と、緊張感のギャップが…」
火縄を虎若に持たせ、虎若がキューちゃんの前まで行った。
立花「皆、もっと下がれ!」
氷上「兵助、三郎次。こいつらが前に出て来ないように、しっかり面倒を見ていてくれ。」
いつも危なかったしいこいつらだから、変な事にはなって欲しくないため、兵助と三郎次に見張っておくように言った。
久々知・池田「はい!」
ちなみに、あたしはというと、虎若のすぐ傍に控えていた。この震天雷が砲の中で爆発すると、危険なのは虎若だ。
あたしは万が一の時があった場合、誰か助けられる奴がいないといけない。
佐武「震天雷に点火…石火矢に点火。」
氷上「来い!」
そう言ってあたしは、虎若を抱えて飛び退いた。そして、震天雷が飛んで行ったのが見えた。最後の一発は、無駄にならなくて済むといいな…
立花「カナ、虎若。無事か!?」
着地した時、仙蔵があたしらの元へ来た。
氷上「あぁ、無事だよ。な、虎若。」
佐武「はい!ありがとうございます。」
氷上「どういたしまして…後は、あれが上手く着弾して爆発してくれるかどうか…不発弾だと、次の手はない…」
あたしらは、着弾して爆発するのを待った。
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*:.。. kana.。.:*(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» コメントありがとうございます!夢主ちゃんの事、気に入ってくださってありがとうございます°ʚ(*´˘`*)ɞ° (2023年2月12日 7時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - うわぁ主ちゃんの性格ドタイプですわ〜 (2023年2月12日 0時) (レス) id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
*:.。. kana.。.:*(プロフ) - わそ姉大好きリスナーさん» ありがとうございます!続きも楽しんでくださいね!ദി ᷇ᵕ ᷆ )♡ (2023年1月27日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
わそ姉大好きリスナー - 面白かったです、(^^ω)続編に行ってきま〜す (2023年1月26日 22時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
*:.。. kana.。.:*(プロフ) - 忍たま好きさん» ありがとうございます!(*^^*) (2022年12月20日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*:.。.kana.。.:* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a05ced32431/
作成日時:2022年7月3日 12時