第二百三十三話 ページ49
〜カナside〜
氷上「小松田さん、お疲れ様です。」
小松田「あ、カナちゃん。お疲れ様〜。僕に何か用かな？」
氷上「はい。四年生の奴らはもう帰ってきましたか？」
もうすぐランチの時間だから、そろそろ帰って来てもおかしくは無いが、いつ帰るか分からないと知らされている。
もしまだなら遅くとも、夕飯までには帰ってくるだろから、それまで待てば良いだけの話なんだが、あたしが万が一忘れてしまってはダメだからな。
小松田「四年生なら…うん、もう帰ってきてるよ！」
小松田さんが入門票をペラペラっと見返して、そう言った。
氷上「そうですか、ありがとうございます。じゃあ、失礼します。」
そうか、もう帰って来ているのか。なら、タカ丸は今頃四年生長屋にでもいるのだろうな。よし、忘れてしまわない内に、タカ丸の所に行くか。
ﾄﾝﾄﾝ ←戸をたく音
斉藤「はーい…あ、カナちゃんだ。お疲れ様。もう実習は終わったの？」
氷上「あぁ、お疲れ様。もう実習は終わって、さっき帰って来た。」
さて、本題に入ろうか。あまり長居してしまっては、休むことが出来ないだろうしな。
氷上「少し話があるんだが…」
斉藤「ん、何？」
氷上「次の委員会活動の事だ。次の委員会活動は火薬の実験を兼ねた、火薬についての勉強会の様なものしようと考えている。
さっき他の皆に聞いたら、皆賛成してくれた。火薬について教えるのは、兵助とあたしだ。後は土井先生にも教えを仰ごうと思う。
タカ丸はこれについてどうしたい？やりたいか、やりたくないか。基本的な火薬の作り方等を教えるつもりだから、そんなに難しい事はしないんだ。」
そしてタカ丸は考える素振りもせずに、目をキラキラさせてこちらを見た。
斉藤「ｷﾗｷﾗ)えぇ！？カナちゃんと久々知君が教えてくれるの？良いね、僕も教えてもらいたいよ。」
氷上「あたしらだけじゃなくて、一応土井先生にも教えてもらおうと思っているんだぞ？まぁ、お前もこれに賛成って事でいいな？」
斉藤「うん！楽しみだなぁ…」
そんなに楽しみにされても、上手く教えられるか分からないんだよな。今更言うのもなんだが…まぁ、六年間詰め込んで来た知識で何とかなるとは思うが。
氷上「上手く教えられるか分からないが、頑張るよ。楽しみにしておいてくれ。じゃあ、お前も疲れたろうし、今からランチだから、あたしは行くな。」
斉藤「うん、またね〜。」
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*:.｡. kana.｡.:*(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» コメントありがとうございます！夢主ちゃんの事、気に入ってくださってありがとうございます°ʚ(*´˘`*)ɞ° (2023年2月12日 7時) (
レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - うわぁ主ちゃんの性格ドタイプですわ〜 (2023年2月12日 0時) (レス) id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
*:.｡. kana.｡.:*(プロフ) - わそ姉大好きリスナーさん» ありがとうございます！続きも楽しんでくださいね！ദി ᷇ᵕ ᷆ )♡ (2023年1月27日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
わそ姉大好きリスナー - 面白かったです、(^^ω)続編に行ってきま〜す (2023年1月26日 22時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
*:.｡. kana.｡.:*(プロフ) - 忍たま好きさん» ありがとうございます！(*^^*) (2022年12月20日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*:.｡.kana.｡.:* | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a05ced32431/
作成日時：2022年7月3日 12時
