第二百十九話 ページ35
〜カナside〜
食満「や、やっと着いたな。」
氷上「あぁ。どうなる事かと思ったが、何とかみんな無事に帰って来れて良かったよ。」
キューちゃんを火薬庫の前まで運んでもらい、手伝ってくれた一部の上級生達と用具委員会には礼を言ってもう解散してもらった。
あとは、火薬委員会で何とかしようと思ったからだ。
久々知「カナ先輩、お疲れ様です。キューちゃん、今のうちに片付けちゃいますか?」
氷上「あぁ、そうしようと思ってる。みんな、もうひと踏ん張りして、今日は終わりにしようか。
火薬の管理は、今日はもういいからな。あたしが後でしておくから。」
みんな、長旅で疲れているだろうからな。今日くらい休ませてやらないと…
池田「カナ先輩。あともう二踏ん張りの間違えです!カナ先輩一人でやるのは無しですよ。」
斉藤「僕達も火薬委員会のメンバーなんだしね!」
氷上「え、いや…その。お前らは長旅で疲れているだろう?だから、今日くらい休んでもらおうと思ってだな…」
明日からちゃんと授業があるのだ。特に、下級生の二人とタカ丸は。あたしと兵助は、午前か午後のどちらかだと思うんだが…
二郭「それなら、カナ先輩が休まないとダメですよ!」
久々知「そうですよ!カナ先輩は、ずっとキューちゃんばっかり引っ張って、俺たちは火薬の積んである荷車しか運んでないんですから…」
これは、困ったな…別に、キューちゃんをあたしがずっと運んで来たからと言っても、休めと言われる程疲れては無いんだよな…
斉藤「カナちゃんがやりたいなら良いんだけど、みんなでやるからね!だって、みんなでやった方が早く終わるし。」
久々知・池田・二郭「うんうん!」
こいつら、全く引くことは無いらしいな…はぁ、仕方がないか。
氷上「…はぁ、あたしの負けだよ。よし、じゃあ頼んだ。あともう二踏ん張りだ。」
するとみんな顔を輝かせて、
火薬委員会「はい!」
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*:.。. kana.。.:*(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» コメントありがとうございます!夢主ちゃんの事、気に入ってくださってありがとうございます°ʚ(*´˘`*)ɞ° (2023年2月12日 7時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - うわぁ主ちゃんの性格ドタイプですわ〜 (2023年2月12日 0時) (レス) id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
*:.。. kana.。.:*(プロフ) - わそ姉大好きリスナーさん» ありがとうございます!続きも楽しんでくださいね!ദി ᷇ᵕ ᷆ )♡ (2023年1月27日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
わそ姉大好きリスナー - 面白かったです、(^^ω)続編に行ってきま〜す (2023年1月26日 22時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
*:.。. kana.。.:*(プロフ) - 忍たま好きさん» ありがとうございます!(*^^*) (2022年12月20日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*:.。.kana.。.:* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a05ced32431/
作成日時:2022年7月3日 12時