第百十三話 ページ19
〜カナside〜
今は各委員会ごとに、仕事をするところと片付けをするところに別れている。例えば、用具委員会。あたしら火薬委員会が落とした橋を、元通りに架け直している。
勿論、あたしら火薬委員会も、火薬などを持ち帰らなければいけない為、荷車に積み込んでいる。
その他の委員会は片付けのため、上級生が主体となってタソガレドキが陣を張っていた場所を片付けている。
池田「はぁ、やっと終わった…」
二郭「も、もう無理…」
あたしら火薬委員会も、やっと荷物をまとめ終わった…のは良いんだが、三郎次と伊助が疲れ果ててしまった。
あたしと兵助はというと、まだ疲れ果ててはいないが息が切れているので、呼吸を整えていた。流石の上級生のあたしらでも、しんどいよ…
食満「カナ。終わったk…って三郎次、伊助！大丈夫か！？」
池田/二郭「だ、大丈夫で〜す…」
あたしらの様子を多分見に来たのだろう、留三郎が来て、地面に突っ伏している三郎次と伊助を見て、何かあったのではと驚いている。
まぁ、後輩の面倒見のいい留三郎のことだ、心配し過ぎているんだろうな。
食満「そ、そうなのか？大丈夫なんだな…？で、話を戻すんだが、カナはいるか？」
池田「あちらに…」
二郭「いらっしゃいます…」
そう言って、二人同時にあたしを指さした。
食満「カナ！どうしたんだ、この状況は！？」
氷上「ﾊｧ、慌て過ぎだ、留三郎。ﾌｩ…三郎次達は、火薬委員会の荷物をまとめるのに手伝ってもらったんだが、疲れ果ててしまってな…
あたしと兵助も、キツかったから息が切れてさ。今整えていて、今あたしは整え終わった。兵助。お前は？」
久々知「お、俺はあと少し…」
あと少し掛かるらしいから、多分あたしに用があるだろう留三郎を見ると、ポカーンとしていた。
氷上「あれ、留三郎？おーい！」
食満「ﾊｯ！何だ、俺の心配し過ぎか。焦らせないでくれ…心臓が止まるかと思ったぞ。」
ホッと安心して胸を下ろしていた。
氷上「ハハ、大袈裟だよ。で、要件は？」
食満「あぁ、もうそろそろ出発するぞ。だから、帰りも手伝ってやろうと思ってな。」
ﾆﾔﾘ)←左の口角を上げた
氷上「あれ、二度とやらないんじゃなかったのか？」
ここへ来た時、小平太に荷車一台なのに遅いぞと言われて、二度とやらないからなと言っていた。
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*:.｡. kana.｡.:*(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» コメントありがとうございます！夢主ちゃんの事、気に入ってくださってありがとうございます°ʚ(*´˘`*)ɞ° (2023年2月12日 7時) (
レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - うわぁ主ちゃんの性格ドタイプですわ〜 (2023年2月12日 0時) (レス) id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
*:.｡. kana.｡.:*(プロフ) - わそ姉大好きリスナーさん» ありがとうございます！続きも楽しんでくださいね！ദി ᷇ᵕ ᷆ )♡ (2023年1月27日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
わそ姉大好きリスナー - 面白かったです、(^^ω)続編に行ってきま〜す (2023年1月26日 22時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
*:.｡. kana.｡.:*(プロフ) - 忍たま好きさん» ありがとうございます！(*^^*) (2022年12月20日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*:.｡.kana.｡.:* | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a05ced32431/
作成日時：2022年7月3日 12時
