今日もここから 。

ON AIR 20 ページ21

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としみつに呼び出された
なんの話かは大体想像つく。

て ｢さみい｣

と ｢すまん。｣

て ｢どうしたよ 真剣かよ。ポンコツの癖に｣

と ｢ポンコツじゃねえわ！！！｣

て ｢冗談はさておき。｣

と ｢お前から始めたんだろが ...｣

て ｢話とはなんぞや。｣

と ｢俺、Aのこと好きやわ｣

知ってる。んで あいつも としみつのこと あーは言ってるけど 好き なのも分かってる。
2人が付き合ったら上手くいくことくらい分かってる。
けど 離したくない。
ずっと好きだったんだ そして 俺のとこにきて笑ってくれる天使を話す訳ない

て ｢まあ、決めんのはAだわ｣

と ｢まあな(笑)ってか、殴られるかと思ったわ。丸くなったなてつや｣

て ｢お前こそ 不機嫌が治ってるやん｣

本当は殴ってやりたかったけど残念ながら俺はAが大好きで としみつも 好きだ。
それが俺の弱さなのかな

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｢とし どこ行ったんだろう｣

荷造りしてる。としに早く言わないと駄目なのに肝心の 本人が居ない。

と ｢A〜？｣

｢あ、おかえり｣

と ｢ただいま。あ、てつやの家行くんやっけ｣

｢え？知ってるの！？｣

と ｢うん。さっき会ったてつやに。｣

まじかよ ...

と ｢あの、さ 上手く言えるか分からんけど 聞いてもらってもいい ？｣

｢うん。｣

私も としに向き合おう。 ちゃんと聞くんだ。
すっきりした状態で てつやの家に行く。

と ｢俺、Aって本当の友達やと思っててん。けど 一緒に住むようになって Aから告白されて 俺こんなに A が必要やったんや 思うてん 。そしたら 止まらんくなった 。 俺 Aが好きやわ。だから今度からは俺がAを追いかけるわ｣

夢みたいだった。 ずっと好きだった人に こんなに思われてる ポンコツの癖に ちゃんと伝えてくれる。

｢...私を振り向かせるのは大変だよ(笑)｣

と ｢任せとけって。(笑)｣

あんなに望んでたことなのに 私よっぽど てつやの事が好きになってたんだ。

｢ありがとうね とし ｣

と ｢こっちこそ。あんなことしてごめんな｣

｢大丈夫。てつやに消毒してもらうわ (笑)｣

と ｢うっわーショックだわそれー(笑)｣

最後の夜はやっぱり お酒を呑みながら。
楽しいなあ。私 愛知に帰ってきてよかった。

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