今日もここから 。

ON AIR 17 ページ18

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虫 ｢てっちゃんその時計いいじゃん｣

て ｢ふっふー。なんとこれAから貰ったのだ！！｣

虫 ｢へー センスいいじゃん。流石Aちゃん。｣

り ｢上手くいってんだね。｣

て ｢お陰様でな！｣

｢おはよー｣

虫 ｢あ、彼女だ｣

｢まってそれ恥ずかしい。｣

と ｢いちゃついてんじゃねーよ！｣

り ｢としみつ居たんだ。｣

と ｢居たわ。｣

｢ほら撮影するよ！！｣

皆集まったから呼びかけるとてつやにコソッと言われた。

て ｢ごめん自慢しちゃった。これ。｣

ちょっとおどけながら嬉しそうに時計をみせるてつやを見てたら ああ。これが幸せかと思った。

｢んーん。ありがとう！｣

て ｢抱きしめたいの我慢するわ｣

｢頼む我慢して｣

と ｢...｣

り ｢どしたん。｣

と ｢え、あ？なんもない。｣

り ｢ふーん。｣

この時の私は てつやしか見えてなかった。というか見えないようにしてた。
何処か様子が可笑しいとしのこと考えないように。

｢私も編集してみたいな 〜｣

て ｢え？まじで？｣

撮影が終わり編集へ。てつやの編集のお供を買いに行ってそのまま居座ることになった

｢うん。夢だもん｣

て ｢ほんと変わってんなお前(笑)｣

｢しゃあないしゃあない。｣

て ｢教えてやんよ！｣

｢いいの！？｣

て ｢まっかせろ！｣

てつやの隣に座ってパソコンをいじる
編集やってみたかったのは本当。
ただ少しでもてつやの力になれればなと思ってた。

｢難しいね｣

て ｢だろ？｣

｢これ毎日やってんでしょー？やばいねあんた｣

て ｢いやそこは褒めろよ｣

｢えらいえらい。｣

て ｢えっへん！やったねー｣

可愛いな 〜 こんなにこいつって可愛かったっけ。ああもう。こんなにも。

｢ありがとうてつや。｣

て ｢え？何が？編集が？｣

｢ちげえわ！なんでもない！！｣

て ｢えー気になるやんー｣

｢なんでもないの！！｣

て ｢へーへー｣

てつやが見つめてくる。なんだこいつ ...

｢何見てんの｣

て ｢いや、キスしたいなと思って｣

｢え？は？え？｣

て ｢だめ？｣

何を言い出してんだこいつは ...
しかもなんでこんなに真剣なんだ ...

｢じゃあちょっと待って｣

唇を拭きまくる。目を閉じて待機。

て ｢ははっ、緊張しすぎ｣

｢だって！！｣

実は私 ... 男性経験がまったくないから

｢初めてなんだもん ...｣

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