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気が合う ページ3
無愛想くんは嫌な顔一つしなかった。
無表情だったとも言う。
「あんたもこれから購買?」
話しかけられた。
そういえば、三條以外の男子と話すの初めてかも。
「うん」
どうやら同じクラスのようだが……
「じゃあ行くか」
何故自然体で一緒に行く流れになっているんだろう。まあ、行くけど。
別に一緒に来いと強制されたわけじゃない。そう考えると、三條より取っつきやすいかもしれない。
しかし、背が高いしがたいがいいな。肩幅広っ。
三條は華奢だから、こんながっちりした男子見たの初めてかもしれない。いや、クラスメイトだから視界には入っているんだろうが……
と、購買に着いた。激混みである。
すると、無愛想くんが私の腕を引っ張った。
なんだと思ったが、私を導いてくれているらしい。ありがたいことに人気と名高いジャムマーガリンのコッペパンと焼きそばパンを買わせてくれた。
こいつ、できるぞ。
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作者名:瑠色 | 作成日時:2019年5月20日 20時